Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

娘と一緒に作る、夏のおやつ

2 人のお子さんを育てながら、ご自身で創刊した雑誌の編集長を務める中村暁野さん。前編では休日のランチにドライカレーを作っていただきました。後編では最近よくお手伝いをしてくれるという娘の花種(かたね)ちゃんと一緒に、[アイスクリームメーカー]と[スマイルベイカー]を使っておやつを作ります。作っていただくのは、カリカリに焼いたワッフルに旬の桃を使ったアイスクリームを添えたデザート。母娘の楽しい料理タイムがスタートします!

─花種ちゃんは普段からお手伝いしてくれるとのことですが、料理が好きなんですか?

中村さん(以下N):最近好きでよく手伝ってくれるんですけど、すごく気まぐれです。卵だけ割って「バイバイ!」とかも、よくあります(笑)。今日は娘の大好きなアイスクリーム作りで張り切っているので、最後まで作ってもらえることを期待しています。

─花種ちゃん専用のエプロン、かわいいですね。キッチン周りやリビングにある雑貨も、素朴で素敵 なものばかりですね。

N:もともと私が自然素材のものや素朴なモノやコトが好きなんです。けれど、東京で暮らしていた頃は日々が忙しなく感じ、家事の間は娘に動画サイトを見せることもありました。そういう生活が私にはとてもストレスで……。今、娘が通っている学校はゲームやテレビ、キャラクターなどを遠ざける方針なので、自分で何かを作って生み出したり、近所の子と空き地で遊んで自然に触れたりしています。素朴ですが、東京にいたころより娘も自由にのびのびと生活できている気がします。

─料理に使われている材料や調味料もこだわってらっしゃいますね。

N:昔から料理は好きだったので、自然と素材にもこだわるようになりました。結婚前から有機野菜の宅配を頼んで、添加物などはできるだけとらないことを心がけていましたね。料理だけじゃなく、洗剤や虫除けなどもナチュラルなものを使っています。ここに越してきてからは、近所の方から自家栽培のスモモや梅をおすそ分けでいただいたりして、無農薬の新鮮な素材が手に入るので「この地にきてよかったー!」としみじみ感じてしまいますね。

—今日はアイスクリームを作っていただきますが、普段のおやつも手作りが多いんですか?

N:学校にもおやつを持っていくのでスコーンやグラノーラはしょっちゅう作りますが、娘はあきあきしているようです……。夏の間は“アイス食べたい!” と毎日せがまれていて。なるべく手作りしたいですが、アイスは面倒だと諦めていたところ、この[アイスクリームメーカー]を知って、大活躍しています! 今日は[スマイルベイカー]でカリカリに焼いたワッフルをそえて、トッピングもするスペシャルバージョンを作ります!

Let's Use

おやつには目がない花種ちゃん。途中休憩しながらも、上手に桃の皮をむいたりワッフルの材料を混ぜたりと大活躍。下準備が終わったら、まずはワッフルを焼いていきます。[スマイルベイカー]のオプションプレートを使って、少し小さめにカリッと焼くのがポイントです。

ワッフルの生地を[スマイルベイカー]に流し込み、カバーを閉じて3 分待つだけで焼き上がり! 桃のアイスは凍らせておいた[アイスクリームメーカー]の冷却ポットに材料を流し込み、スイッチをON。すると自動で撹拌がはじまり、約20 分でアイスクリームができあがります。

Memo
桃のアイス ワッフル添えの作り方

● 材料
【ワッフル】(作りやすい分量)
小麦粉…150g  /砂糖…25g /ベーキングパウダー…10g / 菜種油…50ml /豆乳…100ml
【桃のアイスクリーム】(アイスクリームメーカー1 回分)
桃…1/2 個 /生クリーム…50ml /豆乳…50ml /トッピング用にカットした桃、ミント…適量

● 作り方
1 まずは【ワッフル】の準備から。ボウルに小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、菜種油、豆乳を入れて混ぜ合
わせる
2 [スマイルベイカー]にオプションのワッフルプレートをセットし、予熱する
3 予熱が完了したら本体カバーを開けて、手順1 の生地を流し入れ、カバーを閉じて3 分ほど、カリッとするま
で焼く
4 【桃のアイスクリーム】の準備をする。桃はフードプロセッサー(またはすりばちなど)でピューレ状にする
5 手順4 をボウルに移し、生クリーム、豆乳を加えて混ぜ合わせる
6 冷凍庫で14~16 時間以上凍らせておいた[アイスクリームメーカー]の冷却ポットにカップをセットして、
手順5 を流し込む
7 手動または自動で約15~20 分撹拌する
8 【盛りつけ】します。手順3 で焼いたワッフルとともにお皿にのせて、カットした桃、ミントをそえれば完成

—花種ちゃんのアイスクリーム、かわいい仕上がりですね。お味はいかがでしょうか?

N:おいしくできました! 手作りのアイスクリームは罪悪感なく食べられるし、娘と一緒に作れて楽しかったです。これからも季節のフルーツでいろいろ作ってみたいですね。あと[スマイルベイカー]に付属している「ジンジャーブレッドマンプレート」に娘が興味津々なので、次はこれで焼いてみようかなと思います。

—仲のいいお2人の料理姿、とても微笑ましくて素敵でした。これから、中村家はどんな家族を目指していくのでしょうか?

N:夫も子どもたちも、家族それぞれがやりたいことができる関係が大事だと思うんです。なので、子どもたちが自分で、何か熱中できることを見つけてくれたらうれしいですね。私自身は今、家事や育児がメインになっていますが、そんな中でもなんとか「私個人」の時間を作り、自己表現していけたらいいなと思っています。雑誌もゆっくりと継続していけたらいいですね。一人ひとりが自立して好きなことして、それを尊重し合う。そんな家族を目指していきたいです。

アイスに夢中な花種ちゃんの側で、『家族』の編集長に聞く“理想の家族” のお話は、取材陣もこころ動かされるひとときでした。中村さん、花種ちゃん、ありがとうございました!
中村暁野さん前編はこちら

次回はWEBサイトでレシピの連載もしているインスタグラマー、安藤夏未さんが登場します。レコルトと出会うことで、どんな食卓になるのでしょうか。次回もお楽しみに!
安藤夏未さん前編はこちら

会いに行った人

中村暁野(なかむら・あきの)

大学時代に映像音楽ユニット・PoPoyansを結成。ライブ活動のほか、中島哲也監督『告白』挿入歌など、映画音楽やCM音楽、PVなどの映像制作を手がける。出産を経て「家族」というテーマに関心を持つようになり、2015年に自らの家族と、『家族と一年誌 家族』を創刊。現在、第2号の刊行準備中。

Photos_Tomoya Uehara Edit &Text_ Ayumi Kinoshita(POLYVALENT),Jun Asami(EATer)