ガーリックトーストのワンプレート

マスタードの酸味がちょっぴり大人味の煮込みハンバーグに、にんにくの香りが食欲をそそるガーリックトースト、グリル野菜などの副菜をそえたランチにぴったりの一品。

2人分

材料

分量

下準備・メモ

【煮込みハンバーグ】
 
 
合い挽き肉
200g
 
【A】
1個
 
【A】パン粉
大さじ2
 
【A】ナツメグ
ひとつまみ
 
【A】塩、コショウ
少々
 
【B】ケチャップ
大さじ3
 
【B】ソース
大さじ3
 
【B】マスタード
小さじ2
 
【B】赤ワイン
大さじ1 
 
【B】カレー粉
小さじ1/4 
 
サラダ油
適量
 
【ガーリックトースト】
 
 
バゲット
4切れ
厚さ約3cm
にんにく
ひとかけ
すりおろす
バター
10g
常温に戻しておく
【お好みの副菜】
適宜
 
作り方
手順1
【煮込みハンバーグ】を作る。フライパンに油をひき、玉ねぎを透き通るまで炒め、とりだして冷ましておく。
手順2
ボウルに合い挽き肉を入れてこね、①の玉ねぎと【A】を加え、さらによくこねる。
手順3
8等分にして丸く成形する。
手順4
フライパンに油をひき、両面をしっかり焼く。
手順5
【B】の材料を混ぜ合わせておく。
手順6
④に⑤を加えてフタをし、15分ほど弱火で煮込む。
手順7
【お好みの副菜】を用意する。葉野菜を切って、オリーブオイル、塩、お酢で味つけする。
手順8
キャロットラペを作る。千切りにしたにんじんに、お酢、粒マスタード、粗挽き黒こしょうで調味する。
手順9
野菜をグリルし、塩で調味する。
手順10
【ガーリックトースト】を作る。にんにくをすりおろす。
手順11
常温に戻しておいたバターに⑨を加え、よく混ぜる。
手順12
バゲットに⑩を塗る。
手順13
予熱した[プレスサンドメーカー キルト]で3分焼く。
手順14
盛りつける。

植木’S POINT

  • 煮込みハンバーグは、見た目がボリューミィになるように小ぶりに作り、たくさん盛りつけます。
  • 具材は全て洋風で揃えると統一感が出て◎。
  • キャロットラペやサラダなどの副菜の色は、緑に加えて赤系も入ると華やかになります。
  • グリル野菜は、野菜によって切り方を変えたり、焼き目がつけられるとベストです。
  • 盛りつけるお皿は2色使いのものがおすすめ! ハンバーグやグリル野菜など、色が重いおかずはお皿の色が濃い方に、パンや色の薄いおかずは、お皿の白い部分におくとコントラストがでてフォトジェニックになります。

Recipe & Tips

Crew's Feeling

“インスタ映え”というワードが流行し、SNSに投稿する写真もレベルが高くなっている昨今、フォトジェニックな料理と、それをきれいにみせる盛りつけ方が知りたい! と、インスタグラムで料理を投稿する“デリスタグラマー”でもある植木さんにオファーさせていただいた今回のFUN WAY。インスタで見る植木さんの料理写真はとても美しく、きっとハイレベルなテクニックが隠されているはず……! と思って取材してみると、「写真を撮るために豪華な料理を作る」のではなく、「普段の料理をおいしくみせるために、丁寧に盛りつける」という、すぐに真似できる植木流の盛りつけ術を知ることができました。とはいえ植木さんほどセンスのいい盛りつけをマスターするには、日頃の積み重ねと修業が必要! これからも植木さんのインスタを見て美しい盛りつけを真似しながら、料理をもっと楽しく、ワクワクする食卓にしていきたいと思った取材陣でした! 料理は女性のものと思われがちですが、その追求心と繊細さはむしろ男性だからこそのものかもしれないと思ったりもしたのでした。

Food Creator's Voice

インスタが流行る前までは、「盛りつけ」といったら高級料理店で出てくるような、繊細なものしかありませんでした。でもSNSが普及し、一般の方も自分の料理を発信できる今、普段の料理をおいしそうに、さらに写真に撮って絵になるように盛りつけたいという方が増えたように思います。僕の料理は野菜が多めで、この多めの野菜をどうやったらきれいにみせられるか? と考えたことが盛りつけを意識したきっかけでした。そんな風に少しだけ盛りつけについて意識すると、ちょっとずつスキルは上がっていくと思います。すぐにフォトジェニックな料理を作りたい! というときには、かわいい焼き目がつく[プレスサンドメーカー キルト]が力を貸してくれますよ。特に[リミテッドスター]は星柄の焼き目がつくので、ポップな写真がすぐに撮れます。素敵な写真が撮れるのはもちろん、日々の食卓をワクワクさせるものに変えてくれるのが、盛りつけの醍醐味です。もっと盛りつけテクニックを学びたい! というときは、ぜひ僕の書籍『盛りつけエブリデイ』を参考にしてみてくださいね。盛りつけでもっとおうちごはんを楽しみましょう!

Photos_Mitsugu Uehara  Direction & Text_Mio Fujimoto(Winner’s)