Fun Way

話題のイベントや食材、季節などをテーマに
「食のプロ」とレコルトがコラボして「おいしい!」をつくり、
楽しむ場所「FUN WAY」。
これならできる!真似してみたい!と思えるような、再現性の高い
料理のアイデアやコツが見つかる場所づくりを目指します。

待ちに待ったクリスマスがやってくる! 第7回目のFUN WAYは、“食とデザインとアート”をコンセプトにご夫婦で活動を行うアートユニット「holiday」のお二人が講師として登場。もうすぐ訪れるクリスマスに向けて、子どもも一緒に楽しめるパーティーの飾り付け&メニューをご提案していただきました。レコルトのアイテムもたくさん登場します!!

みんなで作るから楽しい!
食×デザインのクリスマスパーティー


二人組アートユニット
「holiday」堀出隼、堀出美沙

「“おいしくて楽しい”クリスマスパーティープランとは?」

街はクリスマスの装飾や音に彩られ、ホリデー気分にわくわくする12月。クリスマスは仲間や家族で集まって、わいわいパーティーがしたい! という方も多いのでは? でもいざとなると、メニューを考えたり、部屋やテーブルのデコレーションをするのってけっこう大変。せっかく人が集まるなら、みんなで楽しく準備して、クリスマス気分を存分に味わえるパーティーにしたい! ということで今回は、思わず笑っちゃうような、とてもユニークな発想でさまざまな活動をされているholidayのお二人に講師を依頼することに♪ holidayさんのご自宅に近所のお友達とそのお子さんを招いていただき、少し早めのクリスマスパーティーを開くことになりました。いったいどんなパーティーになるのか楽しみです! holidayのお二人、「おいしくて楽しい、大人も子どももハッピーになれるクリスマスパーティーのご提案、よろしくお願いします!」

「身近にあるもので、素敵な飾りつけを作ります!」

取材日、ご自宅にお伺いすると、holidayの活動でアートを担当している隼さんが、早速何やら作りはじめていました。何を作っているのかと聞くと……『天井からオブジェを吊るそうと思って、型を量産中です。家にあるいろんな大きさの丸いものを画用紙に型どって、それをハサミで切り抜いて、紐で天井から吊るしたら雪みたいに見えるかなーと思ったんです。簡単な作業なので、子どもたちにも手伝ってもらえますよ』。と、すかさず娘さんが「何やってるのー?」とお手伝いをはじめました。さすが! 予想通りですね!

『僕はいつも、身近にあるものを使って、できるだけ簡単にデコレーションできる方法を考えています。今日はこのほかにもいろんな装飾や仕掛けを考えていますが、ほとんどが画用紙とクレヨンがあればできるようなものばかりです』そう話しながら、今度はテントのようなパーツを作りはじめた隼さん。どうするのかと思ったら……食材を入れた容器がマルシェっぽくなりました。そうなるんですね! 可愛いです!『テーブルに出しておきたいトッピングの材料などは容器に入れてただ置いておくより、こうしたひと工夫で見え方が全然変わるし、楽しい気分になるでしょ』。隼さんのアイデアに、なるほど~! と聞き入っていると、キッチンからイイ~匂いがしてきました。

「料理にも驚きの演出を」

匂いにつられて、holidayで料理を担当している美沙さんのもとへ。今日の料理1品目は、バゲットのサンドイッチだそうですが、驚くのはそのボリュームです。大きめのハンバーグ、目玉焼きやベーコンも[ホームバーベキュー]で焼いて、さらにチーズやお野菜もたっぷり挟むそうです!

焼いた具と、野菜やチーズを挟んでサンドイッチは完成! お皿に盛りつける……のかと思ったら、透明のアクリル版にのせられ、美沙さんから隼さんにバトンタッチ。『大きいだけでも食卓に出すと盛り上がるんですが、この料理はさらに面白い演出をするんですよ』と美沙さん。アクリル版にのせられたサンドイッチは布にくるまれてしまいました。一体どうなるのでしょう。演出が楽しみです。

「ゲストもパーティーの準備に参加します!」

ゲストが到着しました。すると『さぁー!みんなでお絵かきしよー!』と隼さん。いつものことなのでしょうか、子どもたちも楽しみにしていたようで「今日はなぁにー?」「やりたーい!」とノリノリです。『これから子どもたちに絵を描いてもらって、それをランチョンマットにします。ポイントは、お皿をのせることを考えて描いてもらうことです。なんでも描いていいよ、じゃなくて、例えば“雪を描いてみて”というようなお題を与えてあげた方が想像力が豊かになるような気がします。今日の場合はさらに、「これは遊びじゃないよ、仕事なんだよ」って言ってみたりして』(笑)。子どもたちが描いた絵は、どれもユーモアに溢れた、カラフルで楽しげなものになりました。パーティーの準備に参加できて、子どもたちも嬉しそうです。完成した絵の上に、透明のアクリル板をのせたら、ランチョンマットの完成です。

「子どものテンションが最もあがるのはデザート!」

子どもたちがお絵描きを楽しんだら、今度はデザート作り。大好きなアイスクリームとパンケーキです。『今日のデザートは数種類のアイスクリームを、焼いたパンケーキに自由に盛りつけてもらうことにしました。アイスクリームは、昨日までにいくつか作っておいたんですけど、[アイスクリームメーカー]で手作りできるところを子どもたちにも見てもらいたいので、これからもう1種類作ります』と美沙さん。アイスクリームの下準備は[カプセルカッター キャトル]を使ってフレッシュな材料を撹拌します。『アイスクリーム作る人ー?』と声をかけると、子どもたちがサッと集合してきました。やっぱりアイスクリームは子どもたちに大人気です! 材料を流し入れて撹拌中の[アイスクリームメーカー]を触っては「つめたーい!」と言いながらアイスクリームができあがるのを見守る子どもたち。その様子がとっても可愛いくてFUN WAYスタッフもメロメロに♡

できあがったらもちろんつまみ食い。そんなに食べたらなくなっちゃうよー! でも子どもたちの楽しい時間はまだまだ終わりません。トッピング用の生クリームを[ハンディブレンダー スリム プラス]でホイップしたり、[ホームバーベキュー]でパンケーキを焼いたり。目の前で次々に作られる大好物のデザートに興味津々の子どもたち。それを見ているだけでハッピーな気分になります。

「テーブルに雪がふっているみたい!」

デザートの準備ができたら、隼さんと子どもたちは装飾やテーブルセッティング。登場したのは、最初に隼さんが作っていた丸い形の飾り。マスキングテープで天井にペタペタ貼っていきます。大きい丸と小さい丸がバランスよく吊るされて、本当に雪のようです。

「メインディッシュはやっぱり骨付きチキン!」

飾り付けが進むなか、美沙さんが取りかかったのは、メインディッシュのグリルチキン。『やっぱりクリスマスには骨付きチキンが食べたいなと思って、グリルチキンにしました。ソースは好きな味が選べるように3種類用意します。一緒にグリルする野菜やソースは、クリスマスを感じる色どりにしました』。そう話しながら、ここでも[カプセルカッター キャトル]を使ってパパっとソースを作る美沙さん。チキンは[ホームバーベキュー]で焼き目をつけ、野菜を加えて15分ほど蒸し焼きにすれば完成です! [ホームバーベキュー]をテーブルに運び、アツアツを食べてもらうとのこと。とってもおいしそう!

「あれ?食事の前にデザート?!」

さて、準備も整いましたね、と振り返ると、飾り付けが終わったテーブルでは、パンケーキとアイスクリームのデザートの盛りつけが始まっています。子どもたちにはかないませんね(笑)。アイスクリームには、隼さんが作った雪だるまやツリーの手作りピックが飾り付けられていて、ここでもクリスマス気分になる演出が。子どもたちは盛り付けながらつまみ食いが止まらず、個性豊かなデザートが完成しました! 『もう食べちゃおうか』って大人も混ざってデザートからパーティーが始まっちゃいました!

「トナカイのソリにのってる!」

さぁ、仕切り直して、食事にしよう! と出てきたのは、そう、アクリル板にのせられて隼さんに渡されたあのサンドイッチです。『ゲストが来る前に布で隠しておいて、パーティーが始まったら“ジャーン!”と開けて驚かせたくて。そんなサプライズがあると、食卓が楽しくなりますよね。』と隼さん。そういうことだったんですね! 子どもゴコロのみならず、大人のココロも刺激してくれる、とてもかわいい仕掛けたち。“食×デザイン”のチカラにFUN WAYスタッフも完全にノックアウト状態です。 

布で隠したサンドイッチは、空けた瞬間に「うわー!すごーい!大きーい!!」とみんな大興奮。天井から吊るしたモビールは人が動くたびに揺れ、子どもたちと作ったランチョンマットは、テーブルを楽しく演出しています。料理とデザインの融合は大成功ですね!

「“食”と“デザイン”のバランスが大事」

holidayのお二人からはこんなアドバイスもいただきました。『私たちは“おいしくて楽しい食卓”をつくることを目指して活動していますが、バランスが大事だと思っています。食事とデコレーションのどちらかが、どちらかを引き立てるためにあるのではなく、共存し合う、支え合うようなイメージでいつも考えています。なのでデコレーションは華美にしすぎず、できるだけ手作りすることがポイントです』(美沙さん)。『デコレーションは、完成をイメージしながらサイズをしっかりと測って設計するとうまくいきます』(隼さん)。準備の段階からずっとみんなでわいわい楽しんで、レコルト製品も大活躍した今日のパーティー。驚きと楽しさのある料理と、子どもたちの喜んだ笑顔が最高でした。みなさんもぜひ、holidayさんのプランを参考に、パーティーを手作りしてみてくださいね!

Bon appétit

Recipe & Tips

Crew's Feeling

自分がホストになってホームパーティーを開催してみたいけど、準備が大変そう。とついついお呼ばれ専門になってるという方に、今年のクリスマスはみんなをアッと驚かせるプランを提案したくて企画した今回のFUN WAY。holidayのお二人がプランニングしてくれたクリスマスパーティーは、まさに“おいしい”と“楽しい”の両方がかなえられた、とってもハッピーな時間でした! holidayのお二人が言うように、料理も飾り付けも、難しいことは一つもなく、アイデア次第でこんなにも楽しい時間&食卓になるんだなぁ~ととても参考になりました。準備からゲストも参加してみんなで作り上げるパーティーだからこそ、より一層楽しいのかもしれません。レコルトアイテムで作るスイーツに釘付けの子どもたちの様子を見て、とても感激しました。真似したくなるアイデアがたくさんあって、もうすぐ来るクリスマスがとっても楽しみになった取材でした♡

Food Creator's Voice

美沙さん:今回は料理に4つのレコルト製品を使わせていただきましたが、その性能の高さには驚きました。[ホームバーベキュー]は火力が強く、グリルして蒸し焼きにするといった、今までオーブンでやっていた作業がこれ1台でできたのには感動でした。プレートだけでなく、本体までまるっと洗える点も気に入りました!油で汚れたものが洗えないのはストレスですからね。[カプセルカッター キャトル]は押すだけで楽に撹拌できて、片付けなくていいサイズ感も絶妙。みじん切りや下ごしらえなどで、今では毎日使っています!テーブルでクッキングできる調理家電はパーティーにも便利ですね。子どもたちも一緒に料理ができて楽しそうでした!

隼さん:“どんなパーティーにするか”。そのアイデアは言葉やテーマから連想してイメージします。例えば今回はクリスマス→クリスマスの風景→クリスマスマーケットの賑やかで楽しげな雰囲気、というイメージから出発し、その景色をテーブル上で再現したいと思ったところから全体をデザインしました。ゲストに子どもも来るから一緒に作れる料理にしよう、じゃあ、飾り付けも一緒にできると楽しいよね、など、アイデアは広がっていきます。そしてパーティー当日に、料理を食べた人が喜んでいる姿や、デザインを見て「かわいい!」と言ってくれたらとても嬉しいですよ! ぜひみなさんも“食”と“デザイン”をかけあわせたパーティーを開催してみてくださいね。

Photos_Mitsugu Uehara   Direction & Text_Mio Fujimoto(Winner’s)