Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

離乳食の作り置き&ごほうびデザート

1児の母として子育てをしながら、キュレーター兼アクセサリーデザイナー、エディターとして活動する林聖子さん。後編では、息子さんがお昼寝をした間に[カプセルカッター ボンヌ]を使って離乳食の作り置きと、前半のアーモンドミルクを使った健康的なアイスクリームを作っていただきます!

─林さんが代表を務める『atelier ST, CAT』は、どのようにして始まったのですか?

林さん(以下H):《ST, CAT》というアクセサリーブランドとして、2014年に立ち上げたのが始まりです。もともとファッション誌の編集者として働いていたのですが、昔からものを作るのが好きで、自分用に大きいビーズやパーツを組み合わせてピアスを作っていたんです。それを通っていた代官山の美容室に置かせてもらっていたら、バイヤーさんなどたくさんの方々に目に留めていただき、セレクトショップに卸すようになって……。

─大ぶりなパーツを使ったピアス、すごく素敵ですよね。

H:ありがたいことにトレンドとして普及してブランドは成長したのですが、ひたすら生産して卸して、という作業を繰り返すうちに、露出が増えるのは嬉しい反面、ただ消費されているだけなのかな、というような気分になってきてしまって。一過性のブランドにはしたくなかったので、生産〜卸がメインの形態を変えようと、一旦生産を休止したんです。

─小休止を挟んで、世田谷にアトリエを作られたんですね

H:そうです。お客さまと対面できて、ブランドの世界観をきちんと伝える場が欲しくて。休んでいる間に彫金学校に通ったことで、パーツを組み合わせる作品ばかりでなく、シルバーやゴールドのアイテムも増やしました。2017年にはさらに形を変えて『atelier ST, CAT』として再始動させました。若いクリエイターの作品を展示したり、他のショップとイベントを開催したりして、単なるアクセサリーブランドではなく『atelier ST, CAT』から新しい何かが広がっていくような場を目指しています。

─仕事と育児を、どちらも両立するコツを教えてください。

H:現在は仕事をセーブしていますし、バランスを探っているところなので両立できているとは思っていないですよ(笑)。今は子どもが離乳食で、食べたものがすべて身体になる大切な時期なので食材にも気を使いたいし、まだまだ手がかかります。お昼寝中や、主人に見てもらったりしている間にできることをやるようにしていて、離乳食作りもそのひとつ。楽しみながらやれた方がいいので[カプセルカッター ボンヌ]にはとても期待しています!

Let's Use

離乳食作りでは、電気鍋の[ポットデュオ タント]を使って野菜を蒸していきます。「野菜は茹でるよりも蒸した方が栄養を逃さず食べられるので、離乳食にはぴったりなんです」。

蒸してやわらかくなった野菜は、[カプセルカッター ボンヌ]の[おろしプレート]で細かく撹拌します。

離乳食はフリージング容器に入れて冷凍庫へ。次は夏のデザートにぴったりなアイスクリームを作ります。前半で作ったアーモンドミルクとバナナを凍らせておき、それを[カプセルカッター ボンヌ]へ。カルダモン、ココナッツオイルを追加してなめらかになるまで撹拌します。

あっという間にアイスクリームが完成! できあがったらお皿に移しナッツを飾り付け、お好みでシナモンをふりかけます。お子さんがお昼寝しているうちに、ほっとひと息つける母のリラックスタイムです。

Memo

① 作り置き離乳食の作り方
● 材料
キャベツ、にんじんなど離乳食に適した野菜…適量

● 作り方
1 野菜は小さめに切り、耐熱皿に入れる
2 [ポットデュオ タント]本体に[セラミックボウル]をセットし、[蒸し料理用アミ]をセットして水400ml(分量外)を入れる
3 1を[蒸し料理用アミ]の上にのせ、ツマミを[3]にして野菜がやわらかくなるまで10分ほど蒸す
4 [カプセルカッター ボンヌ]に[おろしプレート]をセットし、粗熱をとった3を入れて細かくなるまで撹拌する
5 保存容器に移して冷凍する

②フレッシュアーモンドミルクの作り方
● 材料(2人分)
アーモンドミルク…200ml /バナナ…1本 /カルダモン…2.5g /ココナッツオイル…5g /ミックスナッツ…適量(お好みで) /シナモン…適量(お好みで)

● 作り方
1 アーモンドミルクとひとくち大に切ったバナナをそれぞれ凍らせておく
2 [カプセルカッター ボンヌ]に1と、カルダモン、ココナッツオイルを入れ、なめらかになるまで撹拌する
3 お皿に移しナッツを盛り付け、お好みでシナモンをふったら完成

─アイスは見るからにヘルシーでおいしそうですね。レコルトを使ってみていかがでしたか?

H:[カプセルカッター ボンヌ]は凍らせたものもなめらかに撹拌できて、パワーがすごかったです。最近、低温調理器を購入して胸肉を茹でたらすっごくやわらかく仕上がったので、次はそんなお肉にそえるソースも作ってみたいなと思いました。[カプセルカッター ボンヌ]は、子育て中のママにはとても便利で頼もしいアイテムだと思います。

─最後に、林さんがこれからやってみたいことはありますか?

H:今は“食”にすごく興味があるので、料理教室に通ってみたいです。それに畑を借りて、野菜作りもしてみたいと主人と話していたところです。『atelier ST, CAT』はもともとアクセサリーブランドとしてスタートしましたが、今後は独自に作ったブレンド茶の取り扱いも予定しています。そうやって新たなものを取り入れながら、日々変化していく場所になったらいいなと思っています。

仕事も育児も自分らしくスマートに、かつ丁寧にこなしていらっしゃる林さん。今後の『atelier ST, CAT』の展開も楽しみです。ありがとうございました!

会いに行った人

林 聖子(はやし・せいこ)

東京都出身。ファッション誌などの編集者として活躍しながら、2014年に自身のアクセサリーブランド《ST, CAT》を立ち上げ、東京・世田谷にアトリエを構える。2017年には単なるアクセサリーブランドではなく、バイリンガルなクリエイティブの発信地『atelier ST, CAT』として再スタート。アクセサリー販売とともにさまざまなクリエイターの作品展示などを行っている。

atelier ST, CAT

Photos_Mitsugu Uehara Edit&Text_ Naoe Hanamido(EATer)、Ayumi Kinoshita(POLYVALENT)