Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

午後にひと息。野菜たっぷりのおやつタイム

「アツヲ飯」という屋号で出張料理やケータリング活動を行う一児の父、中上敦夫さん。休日の午後はいつも家族そろってコーヒー&おやつタイムを楽しむそう。後編ではコンパクトな手のひらサイズのホットプレート[スマイルベイカーミニ]を使って、息子の翔真(しょうま)くんが大好きなパンケーキを、3時のおやつに作っていただきました!

―今日作っていただくパンケーキは、普段からよく作られているんですか?

A:パンケーキは息子だけでなく奥さんも大好きで、朝ごはんにもよく作っている我が家の定番メニューです。今日のパンケーキは、にんじんとほうれん草をペースト状にして生地に混ぜ込み、さりげなく野菜を入れているのがポイントです。

―オレンジとグリーンの色合いがすごく綺麗ですね! 生地に野菜を混ぜ込むという工夫は、お子さんのためだったりもするんですか?

A:そうですね。息子はまだ、野菜の形が残っているとなかなか食べてくれないので、メニューの中にさりげなく入れる、という工夫は欠かせないんですよね。子どもが生まれてからは食材そのものにも気を遣うようになりました。息子の誕生日のケーキは、油分の多い生クリームの代わりに、水切りヨーグルトで作ったりもします。普段から子どもが口に入れるものには特に気をつけながら、おいしくたくさん食べられるといいなと思ってメニューには工夫を凝らしてます。

―前編でつくっていただいたお好み焼きもそうですが、どのメニューも彩りや盛りつけがすごく綺麗ですね。

A:彩りや盛り付けを意識するようになったのは本当に最近のことなんですが、だんだん板についてきたかな、と思います(笑)。いろんな本を読んだり、レストランで食事をしたりするなかで、味つけや材料の切り方、盛り付け、お皿の使い方などを研究し、日々勉強の毎日です。そこから、良いと感じたものを自分流にアレンジしてオリジナルメニューが開発できたときは、充実感がありますね。もともと探究心や好奇心が強い性格なので、料理に関しては毎日吸収することばかりでとても楽しいです。

―出張料理は、どのようにメニューを決めているんですか?

A:誕生日パーティなどお祝い事でのご依頼や、「子どもが小さいので外食できなくて……」といった理由のご依頼まで、幅広いシーンでリクエストがあるので、事前にできるだけ細かくヒアリングしてメニューを構成していきます。料理を出したときに「わー!」とか「すごい!」とリアクションしてもらえるのが嬉しいので、味だけでなく、彩りや盛り付けにも新鮮な工夫を取り入れるようにしているんです。今日のパンケーキも、野菜で色をつけたり周りにフルーツを添えたりと、彩りを加えることで華やかに見える工夫をしています。

Let's Use

ペースト状にした野菜をホットケーキミックスに混ぜ、生地の準備ができたらテーブルクッキングスタート。スマイルのパンケーキとミニワッフルが焼ける2種類の[スマイルベイカーミニ]で、栄養たっぷりのおやつを作ります。

[スマイルベイカーミニ]に生地を流し込んでフタをし、2分半~3分ほど待つだけであっという間に焼き上がりました! フルーツやヨーグルトもお皿に添え、彩りを加えていきます。

Memo
にんじんのスマイルパンケーキ&ほうれん草のワッフルの作り方

● 材料(それぞれ5枚分)
【にんじんのスマイルパンケーキ】
にんじん…1/2本 /ホットケーキミックス…200g /牛乳…130ml /卵…1 個

【ほうれん草のワッフル】
ほうれん草…1束 /ホットケーキミックス…200g /牛乳…130ml /卵…1 個

*トッピング類はお好みで
水切りヨーグルト、イチゴ、キウイ、ピンクグレープ、ブドウ、マンゴーソースなど

● 作り方
1  にんじん、ほうれん草を適当な大きさに切り、それぞれ茹でた後、牛乳と一緒にミキサーにかけて撹拌する
2 1をそれぞれボウルに入れ、ホットケーキミックスと卵を入れて混ぜ合わせ、2種の生地を作る
3 [スマイルベイカーミニ]の電源を入れ、予熱する
4 予熱が完了したら本体カバーを開けて、2の生地を流し入れ、カバーを閉じて3分ほど焼く
5 焼けたらトングなどを使って取り出し、お皿にのせて、カットしたフルーツ、ヨーグルトを盛り付けて完成

―とってもかわいい一皿ができましたね![スマイルベイカーミニ]の使い心地はいかがでしたか?

A: コンパクトな手のひらサイズなのが気に入りました。出しておいてもじゃまにならないし、パステルカラーの色合いもすごくかわいいです。息子がもう少し大きくなったら一緒に作ることもできるので、楽しみですね。小さくて食べやすいサイズなので、友人の子どもたちが集まった時にもテーブルで簡単に焼けて、活躍しそうです。

―息子さんとも、ぜひ作っていただきたいです。 最後に、敦夫さんにとってはまだスタートしたばかりの料理活動ですが、これからどんなことに挑戦していきたいですか?

A:ランチ営業をしているシェアキッチン「MIDOLINO_」を中心に、実は今いろいろと新しい企画を計画している段階なんです。普段から友人を招いてごはん会をすることも多いので、もっと間口を広げたイベントとして多くの人に料理を提供したり、ゆくゆくはワークショップなど新しい事にもチャレンジしていきたいです。今は地場に根ざした活動が主流になっていますが、徐々に活動の範囲を広げていきながら、料理を通じてたくさんの人を笑顔にできたらいいなと思っています。

敦夫さんの気さくで穏やかな人柄と、奥さまの明るくハツラツとした雰囲気が絶妙のコンビネーションが印象的だった今回の取材。「料理でみんなを笑顔にしたい」と仰る敦夫さんのことば通り、テーブルを囲む中上家にも、終始和やかな笑顔が溢れていました。中上さんご夫妻、翔真くん、ありがとうございました!

中上敦夫さん前編はこちら

会いに行った人

中上敦夫(なかがみ・あつお)

1987年生まれ。出張料理人。2017 年に脱サラし、「アツヲ飯」としての活動をスタート。出張料理やケータリングをはじめ、三鷹のシェアキッチン「MIDOLINO_」では、毎週金曜日にランチを提供中。夫婦2 人で協力しながら「アツヲ飯」を運営している。日々の活動や、彩り豊かなメニューが満載のインスタグラム(@atsuonakagami)も要チェック。

アツヲ飯 https://atsuomeshi.com

Photos_Misa Nakagaki  Edit&Text_Naoe Hanamido(EATer)、Ayumi Kinoshita(POLYVALENT)