Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

両親をもてなすランチ

健康的なライフスタイルを提案するWEB メディア『Women's Health』で、ヘルシーなレシピを連載している主婦の安藤夏未さん。ご自宅にゲストを招いて食事会をすることも多いという安藤家。後編ではご両親がランチに訪ねてくるということで、おもてなしにぴったりのアクアパッツァを[ホームバーベキュー]で作っていただきます。

─安藤さんはレコルト主催の参鶏湯ワークショップにも参加されていましたが、もともと料理はお好きなんですか?

安藤さん(以下A):母がよく手作りのパンを焼いてくれたりと、とても料理上手だったので、小さい頃からよく手伝っていて、料理はずっと身近に感じていました。社会人になって、役者やモデルなど身体が資本の仕事をしていたので、食べ物には気を使っていましたが、当時は実家暮らし。料理はずっと母に作ってもらっていたんです。なので、本格的に料理を始めたのは実家を離れてからで、結婚した4 年前からになります。

─そうなんですね。WEB メディアでレシピ連載もされているので、料理に関わるお仕事をされていたのかと思っていました。

A:全く関わったことはなくて、料理は独学なんです。連載を担当しているのは、世界54 カ国で愛されているフィットネス&ライフスタイルWEB メディア『Women’s Health』の日本版。そこでフィットネスに関心が高く、おいしくヘルシーなフードを発信するインスタグラマーを募集していて、それに応募したのがきっかけなんです。インスタは始めたばかりで、まだまだフォロワーも少ないので受からないかな、と思っていたらお声がかかって。今年の9 月からレシピを掲載させていただいています。

─安藤さんのインスタ投稿を見ると、料理だけでなく、テーブルセッティングやお花など、料理を中心とした空間作りも素敵ですよね。

A:私は新しいものと古いものがあわさった空間が好きです。大好きな器や、カトラリー、クロスなど好きなものたちを集めていたらこんな空間が出来上がりました。そんな私らしい空間をみんな楽しんでくれるので、いつもはりきって準備しています。お花に関しては、「季節の花をいけて旬のものを食べる」ということを母がやっていたので、その影響が大きいですね。母は庭で育てた花を家に飾るのが好きで、季節の植物をよくうちにも持ってきてくれるんです。四季を感じながら旬のお料理を食べる、私もそんな食卓を作るのが好きです。

─今日はアクアパッツァを作っていただきますが、いつもおもてなしメニューはどのように考えているんですか?

A:普段は夫が好きなおかずが多くなってしまうので来客があるときは、ゲストと私が好きなものを作っています。今日は両親との食事なので、思いっきり好きなものを作れます(笑)。いつもは切り身で作るアクアパッツァも、大好きな両親のために、お気に入りの魚屋さんで見つけたのどぐろを1 尾使っていつもよりも豪華にしようと思います。できあがってフタを開けたときの、両親の反応が楽しみです!

Let's Use

ご両親が到着したところで、テーブルクッキングを開始。「以前アクアパッツァにじゃがいもを入れたらとてもおいしくて、それ以来うちではじゃがいもを入れるのが定番です」と安藤さん。バーベキュープレートでじゃがいもをグリルし、焼き目を入れていきます。

じゃがいもを焼いたらプレートをセラミックスチーム深鍋に取り替えて、オリーブオイルでにんにくを炒め、香りが立ったら調味料をふりかけたのどぐろを入れます。両面に焼き色がついたらグリルしたじゃがいもや他の具材を加え、白ワインをまわしかけ、あとはフタをして10 分ほど待つだけ。いい香りが漂う蒸し焼きの間に、ほかの料理やドリンクを準備していきます。

Memo
アクアパッツァの作り方

●材料(3 人分)
白身魚…1 尾 /あさり…1 パック /はまぐり…3 個 /じゃがいも…2 個 /ミニトマト…20 個(お好みで)/クレソン…1 束 /にんにく…1 かけ /タイム…1 パック /ドライトマト…3 枚 /白ワイン…適量 /水… 100~150ml /塩・こしょう…適量 /ガーリックパウダー、ハーブミックス…適量(お好みで)/オリーブオイル…適量

● 作り方
1 材料を準備する。じゃがいもは5mm ほどの薄切りにし、水分を拭き取る。あさりとはまぐりは砂出ししてよく洗い、にんにくは包丁で潰す。ドライトマトは4 等分くらいに切り、オリーブオイル(大さじ2 程度)に漬けておく。
2 [ホームバーベキュー]に[バーベキュープレート]をセットしてツマミ3(強火)で加熱し、プレートが温まったらオリーブオイルをひいてじゃがいもを並べ入れ、両面に焼き目をつける
3 魚はていねいに水分を拭き取り、ガーリックパウダーとハーブミックス、塩・こしょうをし、お腹にタイムの1/2 量を詰める
4 [ホームバーベキュー]に[セラミックスチーム深鍋]をセットし、オリーブオイルとにんにくを入れ、ツマミ2(中火)にして加熱する
5 にんにくの香りがたってきたら3 の魚を入れてツマミを3(強火)にし、両面にしっかり焼き色をつける
6 2 のじゃがいもを入れたら、ドライトマトをオリーブオイルごと散らし入れ、あさり、はまぐり、ミニトマトを加えて、白ワインと水をまわしかける。残りのタイムをのせてフタをし、全体に火が通るまで10 分ほど蒸し焼きにする

─にんにくやハーブがとてもいい香りでおいしそうですね。[ホームバーベキュー]の使い心地はいかがでしたか?

A:今日はのどぐろで作ったので、淡白なお魚とは違って濃厚でコクのあるアクアパッツァになりました。下に敷いたじゃがいもにもしっかり味が染みて、とてもおいしいです。やはりじゃがいもをグリルして入れるのはおすすめです![ホームバーベキュー]はたまたまインスタで見つけて、ホットプレートなのにすごくおしゃれなデザインで目にとまり、レコルトを知るきっかけになったアイテムなんです。実際使ってみると、水を張って使用するのでじゃがいもをグリルするときには蒸し焼きの効果もあり、香ばしいのにしっとりと仕上がるし、火力もばっちりでした。フタを開けた瞬間、両親も「おー!」と驚いてくれて、テーブルでできたてを食べてもらえる点もおもてなしにぴったりですね。お皿に並べた料理だけでなくテーブルで完成するような料理があると、食卓がワンランクアップするので、これからもさまざまなシーンで活躍しそうです。

─おもてなしにぴったりで、すぐに真似したいと思うお料理でした。最後に、安藤さんにとって料理の魅力とはなんでしょうか?

A:料理は、本当に大きな力をもった温かいものだと思います。料理を食べてくれる夫、両親、友人たちがいつも喜んでくれる、元気になってくれることがなによりの幸せですし、そうして誰かのために作っていることが、自分自身にも返ってくるから健康でいられるんだな、と思うんです。今はまだ料理の活動を始めたばかりでレシピも少ないですが、もっと想像力を膨らませて、料理だけじゃなく空間やテーブルセッティングを含めた食卓を提案し、みんなが笑顔になるような活動をしていけたらと思っています。

安藤夏未さん前編はこちら

次回はレコルトを取り扱うセレクトショップ、ハンプティ・ダンプティの社員寮で暮らすスタッフの方たちが登場します。レコルトと出会うことで、どんな食卓になるのでしょうか。
Humpty Dumpty スタッフのみなさん前編はこちら

会いに行った人

安藤夏未(あんどう・なつみ)

舞台やブライダルモデルなどで活躍した後、結婚を機に専業主婦に。フィットネス&ライフスタイルを提案するWEBメディア『Women’s Health』の日本版では「Fit Foodies」としてヘルシーな料理のレシピを連載中。季節の花とともに日々の料理写真が並ぶインスタグラム(@natsumi_ando81)にも注目が集まっている。

Photos_Misa Nakagaki Edit_Naoe Hanamido(EATer)Text_Ayumi Kinoshita(POLYVALENT)