料理家 村山 由紀子さん

おこもりしたい日の、あったかメニュー <全2回>

材料を入れたらスイッチを押すだけ。炊飯器を使ったレシピは、メニューや時間を設定してスタートボタンを押した後は鍋の様子を確認しなくていいので気が楽です。新発売の多機能炊飯器[コンパクト ライスクッカー]は、ご飯を炊く以外のレシピも楽しめます。 今回、料理家の村山由紀子さんが教えてくれたのは、あったか~い冬の味。寒い日は、おうちでぬくぬくおこもりしたい。そんな日ぴったりのレシピです。

チャーシュー(煮豚)ラーメン

寒~い日に食べたくなるもの。それはラーメン! メガネをくもらせながら、あったかラーメンをすすりたい! そんな時、家ラーメンをぐっとおいしくしてくれるのがチャーシュー(煮豚)。ラーメン屋さんが作るようなチャーシューも、[コンパクト ライスクッカー]で作れます。豚肉を調味料とともに保存袋に入れて、ライスクッカーに入れるだけ。「低温調理」でゆっくりじっくり味がしみたチャーチューは、さっぱりとしてジューシーです。チャーシューは、食べやすい大きさに切ってチャーハンの具にしてもよし、おつまみとしてそのまま食べてもよし。作っておくといろいろ活躍してくれます!

作りやすい分量

材料

分量

下準備・メモ

豚肩ロース(塊肉)
250g
(POINT★1)
【A】しょうゆ
80mℓ
 
【A】きび砂糖
30g
 
【A】こしょう
少量
 
【A】五香粉
少量(なくても可)
(POINT★2)
生ラーメン
適量
市販のスープ付きのもの。好みの麺やスープで
白髪ねぎ
適量
 
ラー油
好みで
 
作り方
手順1
豚肩ロース全体にフォークなどで穴を開ける。
手順2
ボウルに【A】を入れ、混ぜ合わせる。
手順3
ジッパー付き保存袋に①を入れ、②を注ぎ入れる。
手順4
なるべく空気が入らないように保存袋の口を閉じる。
手順5
[コンパクト ライスクッカー]の[内釜]に④を入れ、50℃程度のぬるま湯(分量外)を1000ml の線まで入れる。
手順6
フタを閉め、【MENU】ボタンを押して調理メニューの【低音調理】を選択し、「3時間」にセットしたら、【START】を押して加熱する。調理が終了すると” ピーピーピーピーピー” と音が鳴る。
手順7
内釜から保存袋を取り出し(熱いので注意)、冷水で冷やす。冷蔵庫で2時間以上休ませ、肉に味をなじませる(POINT★3)。
手順8
保存袋から豚肉を取り出し、3〜5mm厚さに切る(POINT★4)。
手順9
ラーメンを作り、⑧と白髪ねぎを適量のせ、好みでラー油をかけていただく。

村山由紀子’S POINT

  • 豚肉の分量は250gまでを目安にしてください。
  • 五香粉の代わりに、八角や山椒粉を使っても。香り付けになります。
  • 加熱後、しっかり冷ますことで、豚肉に味がしみこみます。
  • 保存袋を開けない状態で、冷蔵庫で2~3日保存できます。残った煮汁は、鍋で一度沸騰させてから、味付け卵の煮汁などにも使えます。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

四季を楽しみ、食材のおいしさを引き出すシンプルな料理、おしゃれなレシピが評判。雑誌や広告での料理撮影やケータリング、ワークショップなど幅広く活躍。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『ビールのおつまみ』(エイ出版)など。

http://murayamayukiko.com

@yukiyucca

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda