料理家 渡辺 麻紀さん

アレンジいろいろ! おしゃれで万能なスープ& ソース <全2回>

秋めいてくると、ちょっぴり濃厚な味が欲しくなります。コクのあるスープで温まりたいし、クリーミーなソースを堪能したい。そんな時に活躍してくれるのが[ガラスブレンダー リコ]。ボタン一つでポタージュもパスタソースもあっという間になめらかに仕上げてくれます。温・冷対応の耐熱ガラス製だから、熱々の具も、冷まさずそのまま入れて撹拌できるのもうれしいところ! 今回はポタージュやパスタソースとしても、肉料理やサラダのソースにしてもおいしくいただける、秋冬メニューにおすすめのレシピです!

豚しゃぶ クリーミーソース和え

このメニューの主役はクリーミーソース。クリームチーズとツナの濃厚なコクとうまみにアーモンドの香ばしさがほどよく効いて、まるでお店の味! そんなソースも[ガラスブレンダー リコ]で攪拌するだけだから簡単に作れます! 食材の組み合わせが絶妙で、「おいしい!」の声が上がること間違いなしです。パスタにからめたり、サラダのドレッシングにしたりと超万能で、いつもの料理がたちまちおしゃれな一皿になってしまう素敵ソース。今回は、豚しゃぶにからめました。冷蔵庫で3~4日保存できます。

できあがり量/350ml

材料

分量

下準備・メモ

【ソースの材料】
 
 
クリームチーズ
150g
室温に戻しておく
粉チーズ
大さじ2
またはすりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノなど
牛乳
50ml
 
マヨネーズ
大さじ1~2
 
ツナ缶(水煮)
1缶(70g)
缶汁ごと使用。今回はノンオイルの水煮缶を使用
アーモンドスライス(ロースト)
30g
 
パセリ
10g
ふわりと2/3カップ分。ざく切りにする
少量
 
こしょう
少量
 
【豚しゃぶの材料】
 
 
豚肉(しゃぶしゃぶ用)
適量
1人前200g程度。部位は好みで
ローリエ
1枚
 
パセリの茎
適量
またはセロリの葉、タイム、白ワインや酒小さじ1程度でも
適量
 
こしょう
適量
 
ラディッシュ
好みで
 
バゲット
好みで
 
作り方
手順1
ソースを作る。[ガラスブレンダー リコ]のガラスジャーにクリームチーズ、粉チーズ、牛乳を入れる(POINT★1)。
手順2
マヨネーズ、ツナ、アーモンドスライスを入れる(POINT★2)。
手順3
最後にざく切りにしたパセリ、塩、こしょうを入れ、ロックキャップをしっかり閉める(POINT★3)。
手順4
「ON」ボタンを押してなめらかになるまで攪拌する。
手順5
ソースの完成。
手順6
鍋にたっぷりの水(分量外)とローリエ、パセリなどを入れて中火にかける。沸騰したら、しゃぶしゃぶ用の豚肉を広げて1枚ずつ手早く入れ、すぐに火をとめる(POINT★4)。
手順7
箸で肉をほぐしたら、そのまま 1~2 分おき、肉に火が通って白くなったらざるにあげ、手早く水けをきる(POINT★5)。
手順8
豚肉をボウルに入れ、肉が熱いうちに豚肉1 人分200g に対し、⑤のソース大さじ3~4 程度をかけて和える(POINT★6)。塩、こしょうで味を調えたら器に盛る。好みで薄切りにしたラディッシュやバゲットを添える。

渡辺麻紀’S POINT

  • ブレンダーにソースの材料を入れるとき、クリームチーズを先に入れておくと、よりなめらかに撹拌できます。そのほかの材料の順番はお好みで。
  • ツナは缶汁ごとガラスジャーに入れてください。
  • パセリはブレンダーの下のほうにいれると細かくなりすぎるので、上の方に入れるのがおすすめです。
  • 豚肉をゆでるとき、湯に余りものの香味野菜やハーブ、お酒(飲み残しのワインなどでもOK!)などを入れることをフランス料理では「クール・ブイヨン」と言います。豚しゃぶにも使うと、肉にほのかに風味がついてよりおいしくなります。
  • しゃぶしゃぶは、火をとめて余熱で熱を入れると肉がやわらかく仕上がります。 
  • ソースを肉が熱いうちにからめると、味がなじんでおいしいです。
Profile
渡辺 麻紀(わたなべ まき)
料理家

大学在学中よりフランス料理研究家の上野万梨子氏に師事。ル・コルドン・ブルー東京校に5年勤務したのち独立し、フランス、イタリアへ料理留学。帰国後はテレビの料理番組のフードコーディネーターなどを経て、現在は料理家として雑誌や企業へのメニュー提案やレシピ開発、イベント、料理教室など幅広く活躍。フレンチをベースに、各国料理のエッセンスを取り入れたり、スパイスやハーブを使った粋なレシピが大人気。『シャルキュトリー フランスのおそうざい』(池田書店)、『スープと煮込み』(主婦の友社)、『キッシュとテリーヌ』(池田書店)など著書多数。

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda