料理家 渡辺 麻紀さん

アレンジいろいろ! おしゃれで万能なスープ& ソース <全2回>

秋めいてくると、ちょっぴり濃厚な味が欲しくなります。コクのあるスープで温まりたいし、クリーミーなソースを堪能したい。そんな時に活躍してくれるのが[ガラスブレンダー リコ]。ボタン一つでポタージュもパスタソースもあっという間になめらかに仕上げてくれます。温・冷対応の耐熱ガラス製だから、熱々の具も、冷まさずそのまま入れて撹拌できるのもうれしいところ! 今回はポタージュやパスタソースとしても、肉料理やサラダのソースにしてもおいしくいただける、秋冬メニューにおすすめのレシピです!

じゃがいもと牡蠣のポタージュ

熱々のじゃがいもスープを[ガラスブレンダー リコ]で攪拌すれば、パスタソースにもなる、リッチでなめらかな秋ポタージュが完成。牡蠣のオイル漬けを入れて攪拌すると、コクが加わってぐっとおいしくなります。今回のおすすめのトッピングは“こしょう系3部作”! ぴりっと引き締まるトッピングで、ワインのおともにもぴったりです。

2~3人分

材料

分量

下準備・メモ

じゃがいも
2個(300g)
 
玉ねぎ(小)
1/2個(100g)
 
牡蠣のオイル漬け(缶)
1缶(正味50g)
15粒程度(POINT★1)
太白ごま油
大さじ1
 
【A】
300ml
 
【A】牛乳
250ml
 
【A】固形ブイヨン
2個
チキンやコンソメなど。水600ml分
【A】ローリエ
1枚
 
生クリーム
100ml
動物性乳脂肪35%のもの
少量
 
こしょう
少量
 
【トッピングの材料】
 
 
ピンクペッパー
適量
 
粗びき黒こしょう
適量
 
白こしょう
適量
 
ブルーチーズ
1人前小さじ1~2程度
 
粗びき唐辛子粉
少量
一味唐辛子でもOK
アーモンドスライス
1人前6~7枚
 
生クリーム
1人前小さじ2程度
 
作り方
手順1
じゃがいもと玉ねぎは皮をむいて薄切りにする。
手順2
玉ねぎがすき通ってきたらじゃがいもを加え、焦がさないように炒める。
手順3
玉ねぎがすき通ってきたらじゃがいもを加え、焦がさないように炒める。
手順4
じゃがいもがすき通ったら、【A】を加える。
手順5
煮立ったら、アクを取って弱火にし、ふたをして10 分煮る。生クリームを入れ、塩、こしょうで味を調えたら、ローリエを取り除いて火を止める。
手順6
⑤の半量を、熱いうちに[ガラスブレンダー リコ]のガラスジャーに入れる。
手順7
ロックキャップをしっかり閉め、「ON」ボタンを押してなめらかになるまで撹拌したら、ボウルに移す(POINT★2)。
手順8
⑤の残りをガラスジャーに入れ、缶汁をきった牡蠣を加えたらロックキャップを閉め、「ON」ボタンを押してなめらかになるまで撹拌する(15 秒程度)。⑦のボウルに加えて全体を混ぜ合わせる。
手順9
器に注ぎ、 トッピングをする。今回は、【a】にピンクペッパー、粗びき黒こしょうと白こしょう、【b】にブルーチーズと粗びき唐辛子粉、【c】にアーモンドスライスと生クリームをトッピング。

渡辺麻紀’S POINT

  • 牡蠣のオイル漬けは、スモークタイプを使うと燻香がついてよりツウな味に。牡蠣が苦手な場合は、あさりの水煮(缶)を使うと、あっさりとしたうまみが広がります。
  • スープを半量ずつ、2回に分けてブレンダーにかけます。2回目のときに牡蠣を入れ、撹拌します。
Profile
渡辺 麻紀(わたなべ まき)
料理家

大学在学中よりフランス料理研究家の上野万梨子氏に師事。ル・コルドン・ブルー東京校に5年勤務したのち独立し、フランス、イタリアへ料理留学。帰国後はテレビの料理番組のフードコーディネーターなどを経て、現在は料理家として雑誌や企業へのメニュー提案やレシピ開発、イベント、料理教室など幅広く活躍。フレンチをベースに、各国料理のエッセンスを取り入れたり、スパイスやハーブを使った粋なレシピが大人気。『シャルキュトリー フランスのおそうざい』(池田書店)、『スープと煮込み』(主婦の友社)、『キッシュとテリーヌ』(池田書店)など著書多数。

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda