料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主 真藤 舞衣子さん

たこ焼きプレートでプチパーティー <全2回>

もうすぐ始まる夏休み。手軽に作れて、おいしいものをみんなで楽しみたい……というときは、真藤さん直伝の一口サイズの粉ものがおすすめ! [たこ焼きプレート]で定番のたこ焼き?かと思いきや、今回ご紹介する2つのメニューはどちらも、口に入れた瞬間「なにこれー? 超おいし~い! とまらな~い♪」という声が飛び交うこと間違いなしのとっておきレシピです。みんなで集まって、銘々で好きな具を入れて、熱々をほおばるのが楽しい♡ [ホームバーベキュー]の[たこ焼きプレート]の働きっぷりに惚れ直します!

ミニおやき

野沢菜やあんこがぎっしり詰まった「おやき」は、信州の郷土料理。地元では囲炉裏で焼いたり、せいろで蒸して食べるおやきを、今回は真藤さんが[ホームバーベキュー]の[たこ焼きプレート]で焼くレシピを教えてくれました! おなじみの平たい形ではなく、小籠包みたいにまん丸に包んで焼きます。全方位でかりっかり、中はほっくほく。甘いあんと、しょっぱめのあんを用意して、水出し緑茶を合わせれば、ちょっと大人な夏おやつに。

約15個分

材料

分量

下準備・メモ

強力粉
100g
 
薄力粉
100g
 
ベーキングパウダー
小さじ1
 
ドライイースト
小さじ1
 
てん菜糖
大さじ1
なければ砂糖でも可
ひとつまみ
 
ぬるま湯
100ml
40℃くらいの湯
【あんの材料】
 
 
こしあん
適量
 
マロンペースト
適量
 
クリームチーズ
適量
 
しばづけ
適量
きざんで、クリームチーズと混ぜ合わせる
作り方
手順1
強力粉、薄力粉、ベーキングパウダーを合わせ、ボウルにふるい入れる。
手順2
中央に少しくぼみを作り、ドライイースト、てん菜糖、ぬるま湯を入れる。
手順3
粉を少しずつ混ぜ合わせる。
手順4
ある程度まとまってきたら、手で生地をひとまとめにする。
手順5
平らな場所に生地を置き、めん棒で1cm 厚さの長方形に伸ばす(POINT★1)。
手順6
伸ばした生地を手前と奥から三つに折りたたみ、90 度回転させる。
手順7
さらにめん棒で1cm厚さの長方形に伸ばす。⑤~⑥の作業を7~8回繰り返すと、弾力が出て、ツヤのある生地になる。
手順8
最後にきっちり三つ折りにしたらラップで包み、10分ほど寝かせる。
手順9
ラップをはずしたら生地を縦長に置き、カードなどを使って、縦に3等分、横に5等分に切り分ける。
手順10
切り分けた一つを手にとり、切り口の断面に打ち粉(分量外)をする。手で丸く整えたら上から押さえてつぶし、中心が厚くなるように、めん棒を使って生地を回しながら、直径9cm程度の円形に伸ばす。
手順11
生地を1枚伸ばしたら、スプーンなどでこしあん、マロンペースト、クリームチーズ× しばづけなど、好みのあんをのせる(1個15gずつくらいを目安に)。
手順12
生地の端を中央で合わせてつまみ、ねじるようにして閉じる。
手順13
生地の閉じ目を下にして置く。残りの生地も同様にして伸ばし、あんを包む(POINT★2)。
手順14
[ホームバーベキュー]本体に[たこ焼きプレート]をセットし、ツマミを「3」にして加熱する。プレートが温まったら、⑬を穴に1つずつ、閉じ目を下にして入れる。3分ほど加熱したら、様子を見ながらくるくる返し、全体にこんがり焼き色がつくまで焼く。
手順15
できあがり。

真藤舞衣子’S POINT

  • 生地がくっつきそうな場合は、打ち粉をしてください。
  • 生地を最初に全部伸ばすと、だれてくっついてしまうので、1枚ずつ伸ばし、あんを包んでから、次の生地を伸ばす…という手順で行ってください。
Profile
真藤 舞衣子(しんどう まいこ)
料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主

東京都生まれ。会社勤めののち、京都の大徳寺塔頭で1年間生活。その後、フランスへの料理留学、東京での菓子店勤務などを経て独立。和食、フレンチ、パン、スイーツ、発酵食など、手がける料理は幅広く、作りやすくてセンスのいいレシピが常に評判。料理教室、レシピ開発、テレビやラジオ出演など幅広く活躍。『和えもの』(主婦と生活社)、『おいしい発酵食生活 意外と簡単 体に優しい FERMENTED FOOD RECIPES』(講談社)、『箸休め』(学研)など著書多数。
Instagram @maikodeluxe

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda