料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主 真藤 舞衣子さん

たこ焼きプレートでプチパーティー <全2回>

もうすぐ始まる夏休み。手軽に作れて、おいしいものをみんなで楽しみたい……というときは、真藤さん直伝の一口サイズの粉ものがおすすめ! [たこ焼きプレート]で定番のたこ焼き?かと思いきや、今回ご紹介する2つのメニューはどちらも、口に入れた瞬間「なにこれー? 超おいし~い! とまらな~い♪」という声が飛び交うこと間違いなしのとっておきレシピです。みんなで集まって、銘々で好きな具を入れて、熱々をほおばるのが楽しい♡ [ホームバーベキュー]の[たこ焼きプレート]の働きっぷりに惚れ直します!

もちもちポンデケージョ

「ポンデケージョ」はブラジルの一口サイズのパン。「チーズのパン」を意味する名前の通り、もちもちとした食感が特徴です。本場ではタピオカ粉から作りますが、今回は真藤さんが身近な食材で作れて発酵も不要の簡単レシピを教えてくれました! 通常の生地より少しゆるめの配合にしているので、生地を丸めずとも、たこ焼きみたいに生地を流し入れるだけで焼けちゃうのが斬新! 絶妙なもちもち感とチーズの風味で、食べる手が止まらなくなります、ホントに。

約20個分

材料

分量

下準備・メモ

片栗粉
150g
 
薄力粉
50g
 
ベーキングパウダー
小さじ1と1/2
 
牛乳
450ml
 
オリーブオイル
大さじ2
 
1個
 
粉チーズ
70g
 
【トッピングの材料】
 
 
ブルーチーズ 適量
小さめにほぐす
 
シュレッドチーズ
適量
 
ベーコン
適量
細めに切ってカリカリに炒める
パセリ
適量
みじん切りにする
作り方
手順1
片栗粉と薄力粉、ベーキングパウダーを合わせ、ボウルにふるい入れる。
手順2
牛乳とオリーブオイルを合わせて①に一気に注ぎ入れ、ホイッパーなどで手早く混ぜ合わせる。
手順3
卵を加えて混ぜ合わせる。
手順4
さらに粉チーズを加えてよく混ぜ合わせる。
手順5
[ホームバーベキュー]の本体に[たこ焼きプレート]をセットし、ツマミを「3」にして加熱する。たこ焼きプレートが温まったら、オリーブオイル(分量外)を全体に薄くなじませ、④をプレートの穴のぎりぎりまで流し入れる(生地は少し残しておく)。
手順6
ブルーチーズやカリカリに炒めたベーコン、パセリなどを好みでのせる。
手順7
外側が焼けてきたら、竹串などを使って生地を90 度回転させる。
手順8
ボウルに残った生地を少しずつ穴に注ぎ入れ、さらに90 度回転させる(POINT★1)。
手順9
竹串などで丸く形を整えながら、全体にこんがり焼き色がつく まで焼く(POINT★2)。

真藤舞衣子’S POINT

  • 最初の状態から180度ひっくり返った状態になります。火の通りが早くなるので、2回目に生地を注いだら、手早く返してください。焼き後半戦はちょっと慌しくなりますが頑張りましょう!
  • メープルシロップをかけてもおいしいです。できあがりから時間が経つと、少しかたくなります。電子レンジで温めるとやわらかくなります。
Profile
真藤 舞衣子(しんどう まいこ)
料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主

東京都生まれ。会社勤めののち、京都の大徳寺塔頭で1年間生活。その後、フランスへの料理留学、東京での菓子店勤務などを経て独立。和食、フレンチ、パン、スイーツ、発酵食など、手がける料理は幅広く、作りやすくてセンスのいいレシピが常に評判。料理教室、レシピ開発、テレビやラジオ出演など幅広く活躍。『和えもの』(主婦と生活社)、『おいしい発酵食生活 意外と簡単 体に優しい FERMENTED FOOD RECIPES』(講談社)、『箸休め』(学研)など著書多数。
Instagram @maikodeluxe

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda