料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主 真藤 舞衣子さん

おうちで絶品アジアごはん <全2回>

旅先で食べてハマった現地ごはん。また食べに行きたいけれど、すぐには旅立てない…。そんなときは、食卓で旅しちゃいましょう。忘れられないあの味も、[ホームバーベキュー]があれば手軽に作れてしまいます! 梅雨のジメっとした気分を吹き飛ばす、スパイシーで、ジューシーで、さっぱり食べられるアジアごはんを、料理家の真藤舞衣子さんが簡単アレンジで教えてくれました。

えびのもち米しゅうまい

香港やマカオなどでおなじみの飲茶といえば、ウーロン茶などを飲みながら点心を食べること。中でも人気の点心が、もち米をまぶしたもち米しゅうまいです。ぷりぷりのえびと、しゃきしゃきの野菜をたっぷり入れた具だくさんのあんは、一見食べごたえがありそうだけど、実はとっても軽い食感! もち米のもちもち感にもハマります。しかも、皮で包むよりも簡単にラクに作れちゃいます。そのままでも、しょうゆをつけてもおいしいけれど、一番おすすめは、酢! さっぱり味になって、いくつでもパクパクいけちゃいそう。[ホームバーベキュー]で蒸したての熱々を楽しんで。

16個分

材料

分量

下準備・メモ

もち米
1/2合
 
豚ひき肉
150g
 
むきえび
100g
ざく切り(POINT★1)
玉ねぎ
1/4個
みじん切り
しいたけ
1個
みじん切り
れんこん
100g
みじん切り
しょうが
1かけ
みじん切り
【A】片栗粉
大さじ1
 
【A】塩麹
大さじ1
 
【A】しょうゆ
小さじ1
 
【A】みりん
大さじ1
 
【A】こしょう
適量
 
【トッピングの材料】
 
 
レタス
4~5枚
 
しょうゆ
適量
 
適量
 
からし
適量
 
作り方
手順1
もち米は洗って、30 分以上水に浸けておく。(POINT★2)
手順2
えびはざく切りにする。
手順3
玉ねぎ、しいたけ、れんこん、しょうがはみじん切りにし、豚ひき肉、②とともにボウルに入れる。
手順4
【A】を加える。
手順5
ねばりが出るまで全体をよく混ぜ合わせる。
手順6
タネを 16 等分してまとめる。
手順7
[ホームバーベキュー]の[蒸しプレート]にレタスをしく。
手順8
もち米を水切りし、ボウルに入れる。⑥を入れて転がし、もち米をまんべんなくつけたら手で軽くまとめ、⑦に並べる。
手順9
[ホームバーベキュー]本体に[セラミックスチーム深鍋]をセットし、水500ml (分量外)を入れる。フタをし、ツマミを[3]にして沸騰するまで加熱する。
手順10
蒸気が上がってきたらフタを取り、⑧の[蒸しプレート]をセットする(この時、蒸気でやけどをしないように、蒸しプレートはミトンやクロスなどを使ってセットしてください)。
手順11
フタをし、再び蒸気が上がったら、そのまま 10 分蒸す。
手順12
もち米がふっくらしたら蒸しあがり。好みで酢やしょうゆなどをつけていただく。

真藤舞衣子’S POINT

  • えびの代わりにホタテを使ってもおいしいです。
  • 浸水時間が足りないと、蒸し上がったときもち米に芯が残るので、十分に水を含ませてください。
Profile
真藤 舞衣子(しんどう まいこ)
料理家/カフェ「my-an YAMANASHI」店主

東京都生まれ。会社勤めののち、京都の大徳寺塔頭で1年間生活。その後、フランスへの料理留学、東京での菓子店勤務などを経て独立。和食、フレンチ、パン、スイーツ、発酵食など、手がける料理は幅広く、作りやすくてセンスのいいレシピが常に評判。料理教室、レシピ開発、テレビやラジオ出演など幅広く活躍。『和えもの』(主婦と生活社)、『おいしい発酵食生活 意外と簡単 体に優しい FERMENTED FOOD RECIPES』(講談社)、『箸休め』(学研)など著書多数。
Instagram @maikodeluxe

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda