料理家 村山 由紀子さん

ごま油がなくちゃ始まらない! 出会いをつなぐ幸せごはん♡ <全3回>

新しい生活が始まる誰かのお祝いや送別会、新しく出会った人たちとのごはん会…。春はみんなで集まることも多い季節。そんな特別な日のとっておきごはんを料理家・村山由紀子さんに教えてもらいました。今回は、プロの料理人や料理家が愛用する「マルホン胡麻油」とコラボしたレシピ。おいしいごま油が食材のうま味を引き出して、旅立ちと出会いの春をおいしく、幸せに彩ってくれます。

春野菜のせ、鯛の炊き込みご飯

お花畑みたいに見目麗しい炊き込みご飯! といっても、炊き込むのは鯛だけ。春野菜は食感と味をより楽しめるよう、別でゆでて後で飾りつけます。緑と白の2色でまとめているのもこなれた印象。[ポットデュオ タント]はご飯も炊けるから、これ一つで炊飯と盛り付けをして、できたら[セラミックボウル]ごとテーブルに出すだけ。だしが効いたご飯にマルホン 太香胡麻油をからめると、ふわっと漂う香ばしさでクセになるおいしさ。味に飽きたなと思ったら、“追いごま油”をして風味を足してあげると、またもりもり食べられます。

3~4人分

材料

分量

下準備・メモ

白米
3合(480g)
 
鯛(切り身)
150g
刺身用を使うと便利(POINT★1)
菜の花
1束(100g)
熱湯で30秒程度塩ゆでし、ざく切りにする
アスパラガス
4本
細めのものがおすすめ。熱湯で2~3分を目安に塩ゆでし、5cm長さに斜めに切りにする
スナップえんどう
4個
熱湯で2~3分を目安に塩ゆでし、さやを開く
ラディッシュスプラウト
1/2パック
ブロッコリースプラウトなど好みのもので
【A】上白糖
大さじ2
 
【A】
小さじ2
 
【A】
80ml
 
【A】
450ml
 
だし昆布
5cm角を2枚
 
少量
 
マルホン 太香胡麻油
大さじ3~
 
作り方
手順1
米はといでザルに上げ、水気をきる。[ポットデュオ タント]の[セラミックボウル]に入れ、【A】を加えて軽く混ぜる。
手順2
だし昆布をのせ、1時間ほど浸水させる。
手順3
鯛は大きければ半分に切る。塩をふり、米の浸水が終わるまで冷蔵庫に入れておく。
手順4
菜の花、アスパラガス、スナップいんげんをそれぞれ塩ゆでする。菜の花は熱湯で30秒程度、アスパラガスとスナップいんげんは2~3分を目安に。ゆでたら水気を切り、菜の花はざく切り に、アスパラガスは5cm 長さに斜めに切り、スナップえんどうはさやを開く。(POINT★2)
手順5
[ポットデュオ タント]の本体に②をセットし、③をのせる。
手順6
フタをし、ツマミを[3]にして加熱する。
手順7
沸騰して蒸気が出てきたらツマミを[1]と[2]の間にし、15分加熱する。ツマミを[0]にし、フタをしたまま10分蒸らす。その後、フタを外す。
手順8
鯛と昆布をいったん取り出し、ご飯全体にマルホン 太香胡麻油を回しかけ、しゃもじで全体をほぐす。
手順9
鯛は手で食べやすい大きさにほぐし、④、スプラウトとともにご飯の上に盛り付ける。好みでマルホン 太香胡麻油を具にかけていただく。

村山由紀子’S POINT

  • お子さんと食べるなら、スモークサーモンやえびを使ってもおいしいです。
  • 野菜ごとに、ゆで時間が違うので別々にゆでると、よりおいしさが引き立ちます。野菜はそら豆、絹さや、グリーンピース、枝豆、さやいんげんなども合います。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

Photo_Kiichi Fukuda  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda