料理家 村山 由紀子さん

麗しのフルーツレシピ<全5回>

今やおしゃれなビストロやレストランの定番となり、食通をうならせているのが、フルーツを使った料理です。実はフルーツは、肉や魚を使ったおかず、ご飯やパスタとも相性がいい食材。フルーツの甘味と酸味が食材の美味しさを引き立て、たっぷりの果汁が口の中で極上のソースになって、新鮮な味わいです。見た目の麗しさもアップするから、おもてなしにもぴったり。しかも料理に使えば、デザートにするよりもたくさん食べられるから、キレイを導くフルーツの栄養もたっぷりとれそう。涼を呼ぶ旬のフルーツで、爽やかに夏を乗り切って!

チェリーソースのタリアータ

肉×フルーツの、ごちそう感あふれる組み合わせ。今回は、焼いた牛肉を薄く切って盛り付けるタリアータを、フレッシュなアメリカンチェリーを使った甘酸っぱいソースで夏向きに仕上げました。チェリーの甘味がバルサミコ酢の酸味で程よく調和され、ステーキが軽やかに食べられます。[ホームバーベキュー]なら、火力が安定しているので、厚みのあるステーキ肉もフライパンよりキレイに焼けます! ステーキ肉を焼いたら、同じプレートでチェリーソースを作りましょう。肉から出た旨味もソースの隠し味になります!

(3〜4人分)

材料

分量

下準備・メモ

ステーキ用牛肉(厚切り)
2枚(約400g)
(POINT★1)
アメリカンチェリー
20粒(約150g)
 
小さじ1
 
白バルサミコ酢
150ml
 
バター
20g
 
ルッコラ
適量
 
黒こしょう
適量
 
作り方
手順1
ステーキ用牛肉とアメリカンチェリーを準備する。牛肉は冷蔵庫から出し、常温に戻しておく(室温20度で20〜30分を目安に)。
手順2
その他の材料を準備する。
手順3
アメリカンチェリーは半分に切り、種を取り除く。
手順4
[ホームバーベキュー]の水トレイに水を入れ、[フラットプレート]をセットし、ツマミを[3]にして予熱を開始する。
手順5
牛肉全体に塩をふる。
手順6
予熱しておいた[フラットプレート]に牛肉をのせる。肉を2枚合わせ、先に脂身の部分を下にして焼く。脂が多く出てきたら、キッチンペーパーなどで軽くふきとる。
手順7
脂身が焼けたら、肉の片面に焼き色がつくまで2分ほど焼く(POINT★2)。余分な脂はキッチンペーパーなどで軽くふきとる。
手順8
肉をひっくり返し、反対側の面を1分ほど焼く。
手順9
[ホームバーベキュー]のツマミを[0]にして肉を取り出し、1枚ずつアルミホイルで包む。
手順10
アルミホイルで包んだ牛肉を2枚いっしょにキッチンクロスなどの布で包み、余熱で火を通す(チェリーソースを作っている間の10〜20分程度)。
手順11
チェリーソースを作る。肉を焼いた[フラットプレート]の脂を少しふき(POINT★3)、白バルサミコ酢を入れ、ツマミを[3]にして、1/3量程度になるまで、時々混ぜながら10〜15分煮詰める(POINT★4)。
手順12
③を加え、とろみがつくまで混ぜながら煮詰める(チェリーから水分が出るので、火加減は変えずに煮詰めていく)。
手順13
バターを加えて全体になじませ、塩(分量外)で味を調える(POINT★5)。ツマミを[0]にする。
手順14
肉を薄くそぎ切りにする。
手順15
肉を器に盛り、⑬のソースをかける。黒こしょうをふり、ルッコラを添える。

村山由紀子’S POINT

  • ステーキ用牛肉の部位はお好みで。今回はサーロインを使いました。油はひかず、肉の脂で焼きます。ヒレ肉を使う場合は、脂身が少ないので、[フラットプレート]にオリーブオイルをなじませてから焼いてください。
  • 焼き時間は肉の厚さと同じ分数を目安に。肉の厚さが2cmなら、片面の焼き時間は2分程度でOK。
  • [フラットプレート]は洗わずにそのまま使います。肉の脂をふきとりすぎるとソースに使う肉の旨味がなくなるので、とりすぎに注意。
  • バルサミコ酢を煮詰めるとき、酢の蒸気を吸うとむせるので、気をつけてください。
  • 牛肉にふった塩が残っている場合があるので、必ず味見をしてから塩で調えてください。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

Photo_sono(bean)  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda