料理家 村山 由紀子さん

キレイを導く菌活レシピ <全4回>

しとしと、じめじめな梅雨の季節、家でのんびり過ごしたい。そんな時こそ、“美活”チャンス! おいしい料理でカラダを内側からメンテナンスして、憂鬱な気分を吹き飛ばし、心もカラダも前向きにしちゃいましょう。そこで今月は、腸内環境を整えてくれる発酵食品をフィーチャー。乳酸菌豊富な「キムチ」、日本のスーパーフード「みそ」、“飲む点滴”とも呼ばれる「甘酒」を使ったレシピをご紹介します。美肌やエイジングケア、ダイエットにも効果が期待できる食材を使った“菌活レシピ”で、夏のキレイと健康を手に入れて!

キムチとセロリの焼き餃子

栄養バランスがよく、「完全食」ともいわれる餃子は、ダイエット食としても人気のメニューです。今回、餃子あんに使ったのは発酵食品としておなじみのキムチと、シャキシャキ食感が楽しめるセロリ。餃子の具によく使われるにんにくは、キムチに入っているから十分! 餃子あんは[カプセルカッター キャトル]で下ごしらえをし、皮で包んだら、[ホームバーベキュー]をスタンバイ。テーブルで焼いてアツアツをいただきます。キムチのぴりっと感、セロリの清涼感で、さっぱりジューシーな焼き餃子。これはハマります。ダイエット食として食べる方は食べすぎに注意です!

(約16個分)

材料

分量

下準備・メモ

【餃子】
 
 
豚こま切れ肉
200g
 
キムチ
100〜150g
(POINT★1)
セロリ
150g(1.5本)
 
少々
 
サラダ油
大さじ1
 
餃子の皮
16枚程度
直径9cm程度の大判タイプ
【A】きび砂糖
大さじ1
上白糖でも可
【A】オイスターソース
小さじ1
 
【A】ごま油
大さじ1
 
【つけだれ】
 
 
酢、しょうゆ、ラー油、こしょう
各適量
 
作り方
手順1
【餃子】の材料を準備する。
手順2
【つけだれ】の材料を準備する。
手順3
【餃子】のあんを作る。セロリを適当な大きさに切り、[カプセルカッター キャトル]に入れ、パルスプッシュを数回してみじん切りにする。
手順4
セロリをボウルに移し、塩を加えて塩もみする。キッチンペーパーに包 み、水分を優しく絞る。(POINT★2)
手順5
キムチをざく切りし、[カプセルカッター キャトル]に入れ、パルスプッシュを数回してみじん切りにする。(POINT★3)
手順6
キムチをキッチンペーパーに包み、水分を優しく絞る。(POINT★2)
手順7
豚こま切れ肉を[カプセルカッター キャトル]に入れ、ミンチ状になるまで連続プッシュする。(POINT★3)
手順8
⑦に【A】を加え、全体が混ざるまで、連続プッシュする。
手順9
⑧をボウルに移し、④と⑥を加え、全体が均一になるまで手で混ぜ合わせる。
手順10
あんを少し多めにとり、餃子の皮で包む。
手順11
[ホームバーベキュー]本体に[フラットプレート]をセットし、サラダ油をひく。ツマミ[2]で加熱し、⑩を並べて焼く。1回に16個程度を目安に。
手順12
焼き色がついたら、水 100ml(分量外)を回し入れ、フタをして、5分ほど蒸し焼きにする。
手順13
フタを取り、水分が残っていたら、すべて蒸発するまで加熱する。
手順14
好みのつけだれをつけていただく。

村山由紀子’S POINT

  • キムチは、商品によって辛さが異なるので、使う量は好みで調整してください。
  • 仕上がりが水っぽくならないよう、セロリやキムチは水分を絞ってください。
  • 餃子のあんを撹拌する際、[カプセルカッター キャトル] の[カップ]はその都度洗わなくてもOKです。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

Photo_sono(bean)  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda