料理家 村山 由紀子さん
ハマること間違いなし!こなれホットサンド <全5回>
素材のおいしさを引き出すシンプルレシピが評判の村山由紀子さんによる連載。5月のテーマは「ホットサンド」。おしゃれでおいしいホットサンドは、朝ごはんやランチ、来客時の簡単なおもてなしなどにいつでも大活躍♡ でも、レシピがマンネリ…という人もいるのでは? そこで今回は、[プレスサンドメーカー キルト]で作る素敵な具材のレシピをご紹介。メイン食材とハーブの組み合わせも必見です。そして今回のレシピには、村山さん流のちょっとしたコツが。それは焼く前に、「パンの外側(キルトのプレートがあたる部分)にバターやオイルを塗る」こと。このひと塗りで、焼き上がりがよりカリッとなります!
北欧風スモークサーモンのホットサンド
ライ麦パン、スモークサーモンとディルを使って、北欧のオープンサンド「スモーブロー」のイメージで。サーモンのほのかな薫香、魚介と相性のいいディルの爽やかさが食欲をそそります。見た目の可愛さを上げてくれるのが、紫キャベツのザワークラウト。今回は発酵させずに作る即席レシピだから、すぐに使えて、すっぱすぎず食べやすいのもうれしい!
(1回分)
材料
分量
下準備・メモ
- 食パン
- 2枚
- ライ麦系のもの、8枚切り(POINT★1)
- スモークサーモン
- 40g
- スライスなら5〜8枚
- むきえび
- 30g
- ボイル済みのもの。または、鍋でボイルしておく
- ディル
- 1枝分
- 適当な大きさにちぎる
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 粒マスタード
- 小さじ1
- 【即席ザワークラウト】
- (作りやすい分量)
- 紫キャベツ
- 1/2個(約250g)
- せん切りにする
- 塩
- 小さじ1/2
- ガーリックパウダー
- 少々
- ない場合はおろしにんにく少々で代用可
- 白ワインビネガー
- 大さじ2
- (POINT★2)
- オリーブオイル
- 大さじ1
作り方
- 食パンを準備する。
- サンドにはさむ具を準備する。
- 【即席ザワークラウト】の材料を準備する。
- 即席ザワークラウトを作る。鍋またはフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、紫キャベツと塩を入れる。
- 紫キャベツを1〜2 分炒めたら、ガーリックパウダー、白ワインビネガーを加える。(POINT★2)炒めすぎるとしゃきしゃき感がなくなるので、さっと和えるようなイメージで。
- 全体をよく混ぜ合わせたら火を止めて、即席ザワークラウトの完成。保存する場合は、冷ました後、煮沸消毒したフタ付きの保存瓶に移す(冷蔵庫で約2週間保存可)
- 2枚の食パンに片面ずつ刷毛でオリーブオイルを塗る。
- オリーブオイルを塗っていない方の面に、粒マスタードを塗る。
- [プレスサンドメーカー キルト]の電源を入れ、予熱を開始する。予熱が完了するとランプが消えます。
- 食パン1枚を、粒マスタードを塗った面を上にして置き、上に⑥を約30g、スモークサーモン、ディル、えびの順にのせ、予熱が完了した[プレスサンドメーカー キルト]にセットする。
- もう1枚の食パンを、オリーブオイルを塗った面を上にしてのせ、上側のパンがずれないように軽く押さえながらカバーを閉じる。
- キルトの焼き目がつくまで、2分焼く。
- 食べやすい大きさに切って器に盛る。
村山由紀子’S POINT
- ライ麦系の食パンがなければ、普通の食パンを使ってください。
- ワインビネガーを加えると、紫キャベツの色が鮮やかになります。