料理家 村山 由紀子さん

ひき肉料理で愛されごはん! <全4回>

素材のおいしさを引き出すシンプルレシピが評判の村山由紀子さんによる連載。2 月のテーマは「ひき肉」。ハンバーグ、ロールキャベツ、麻婆豆腐にメンチカツ…。これ全部、男子が大好きな料理。というか、男子じゃなくても大好き! そこで今月は、日本人に愛され続けてきたボリュームたっぷりの“肉おかず” を、改めておさらい。作り方は途中までだいたい同じなので、覚えやすいです。人と差がつくおいしさの秘密は…「ひき肉を自分でひく」こと![カプセルカッター キャトル]なら、思いのままにひき肉がすぐにできます。村山さんも「自分で選んだ部位をひけるし、買ったひき肉よりおいしくなる!」と太鼓判。今月の4品、どれも震えるくらいおいしいです。ホントに。

麻婆豆腐

麻婆豆腐の手作りって面倒くさそう…と思っている方。実は、意外と簡単なんです。村山さんのレシピは、使う中華食材も豆豉と豆板醤だけ。しかも、[ポットデュオ フェット]で作り、豆腐を崩しながら、銘々で取り分けて食べるスタイル! 「こうすれば、辛いのが苦手な人は豆腐を多めに取ることもできるし、“追い豆腐”だってできちゃいます」と村山さん。[カプセルカッター キャトル]でひいたひき肉も、ごろっと食べごたえがあり。これは最強麻婆です!

2~3人分

材料

分量

下準備・メモ

【麻婆豆腐の材料】
 
 
豚こま切れ肉
150g
 
おぼろ豆腐
1個(約250g)
 
豆豉
8g
みじん切り。ない場合は豆豉醬や甜麺醤小さじ1でも可
豆板醤
小さじ1~2
 
ごま油
大さじ1
 
【A】にんにく
10g
 
【A】しょうが
10g
 
【A】長ねぎ
30g
3cm長さに切る
【B】
大さじ2
 
【B】しょうゆ
大さじ1
 
【B】オイスターソース
小さじ2
 
【B】こしょう
少々
 
【B】
100ml
 
【水溶き片栗粉の材料】
 
 
片栗粉
大さじ1
 
大さじ2
 
【トッピング】
 
 
花椒粉
少々
 
作り方
手順1
【麻婆豆腐の材料】を用意する。
手順2
【水溶き片栗粉の材料】【トッピング】の花椒粉を用意する。
手順3
[カプセルカッター キャトル]に【A】を入れ、数回パルスプッシュをし、みじん切りにする。すべてを取り出し、[ポットデュオ フェット]の「セラミックボウル」に移す。
手順4
豚こま切れ肉を[カプセルカッター キャトル]に入れ、連続プッシュして、ミンチ状にする。
手順5
[ポットデュオ フェット]の本体に③の「セラミックボウル」をセットし、ごま油を加える。ツマミを[2]にし、香りがしてくるまで3分ほどしっかり炒める。
手順6
④を加え、肉がほぐれるまで2分ほど炒める。
手順7
豆豉と豆板醤を加え、全体になじむまで混ぜ合わせる。
手順8
【B】を入れ、混ぜ合わせる。
手順9
ツマミを[3]にし、ひと煮立たちしたら、ツマミを[2]にして中央におぼろ豆腐を加える。フタをして、2分ほど煮る。
手順10
【水溶き片栗粉の材料】を混ぜ合わせ、肉にかかるように流し入れる。
手順11
とろみがつくまで優しく混ぜ合わせながら、さらに1分ほど加熱し、豆腐を温める。
手順12
器に取り分け、銘々で好みで花椒粉をふっていただく。

村山由紀子’S POINT

  • やわらかく、崩しやすいおぼろ豆腐を使いましたが、普通の豆腐でも作れます。
  • 豚肉は、肩ロースだけ、脂身多め…など、好きな部位で作ってみてください。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

Photo_sono(bean)  Direction_Mio Fujimoto(Winner’s) Text_Ako Matsuda