料理家 村山 由紀子さん

秋を楽しむ手作り絶品スイーツ <全5回>

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする料理家・村山由紀子さんによるレシピ連載。今月のテーマは自分で作れちゃう絶品スイーツ。秋を楽しむ、とびっきりおいしいスイーツレシピを厳選して教えていただきました。レコルトアイテムがあれば、完成度の高いスイーツが手作りできちゃいます。この秋は、手作りスイーツのおいしさと楽しさを堪能してみませんか♪

紅玉のシナモンクランブル

やわらかくなるまで煮たりんごにサクサクの甘~いクランブルをのせて焼いたスイーツ。イギリスでは定番スイーツとして親しまれるクランブルとは、粉と砂糖とバターをそぼろ状にして焼いたお菓子のこと。シナモンを加えたクランブルはりんごとの相性も抜群!お好みでバニラアイスクリームをそえていただきます♪材料がそろえばあっという間に作れるのでちょっとしたおもてなしにもおすすめのスイーツです。

3~4人分

材料

分量

下準備・メモ

【煮りんご】
 
 
紅玉
2個
8等分のくし切りにして種の部分を切り落とす
グラニュー糖
100g
 
レモン汁
大さじ1
 
400ml
 
【シナモンクランブル】
 
 
薄力粉
50g
 
グラニュー糖
65g
 
シナモン
5g
 
バター
35g
1cmの角切りにする
作り方
手順1
材料を用意する。
手順2
【煮りんご】を作る。鍋に紅玉、グラニュー糖、レモン汁、水を入れ、中火でにかける。沸騰したら弱火にし、オーブンペーパーなどで落し蓋をして5分ほど煮る。
手順3
お好みの柔らかさまで煮てください。
手順4
【シナモンクランブル】を作る。薄力粉、グラニュー糖、シナモンを[カプセルカッターキャトル]の[カップ]に入れ、数回「パルスプッシュ」する。
手順5
バターを加える。
手順6
そぼろ状になるまで撹拌する。
手順7
写真の状態になったらOK。
手順8
オーブンを180℃に予熱しておく。
手順9
耐熱容器の内側にバター(分量外)を塗り、③のリンゴを、汁気を切って並べ入れる。⑦のシナモンクランブルを全体にのせ、オーブンで20分焼く。
手順10
お好みでバニラアイスクリームを添える。

村山由紀子’S POINT

  • シナモンクランブルの材料は、冷蔵庫で冷やしてから作るとキレイに仕上がります。
  • 今回のレシピでは、りんごは食感を少し残すように煮ました。お好みの柔らかさまで煮てから焼いてもOKです。
  • 添えるアイスクリームは、キャラメルや紅茶、ラムレーズンなどもオススメです。
  • 耐熱容器はオーブンで焼くと熱くなりますので、取り出す際は気をつけてください。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

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