Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

忙しい朝もさっと作れるポタージュモーニング

今回お会いしたのは、アクセサリー販売やアーティストの作品展示を行う『atelier ST, CAT(アトリエ エスティーキャット)』主宰・林聖子さん。キュレーター兼アクセサリーデザイナー、さらにエディターとしても活動する林さんは、現在ご主人と7ヶ月になる息子さんとの3人暮らし。子育てに仕事にと忙しい毎日でも、お子さんの離乳食や自身の食事は食材に気をつけ、こだわって作っているそう。前半では温かいものも撹拌できる[ガラスブレンダー リコ]を使って、素材の味を楽しむやさしい味わいのポタージュとヘルシーなアーモンドミルクを作っていただきます。

─これから朝ごはんを作っていただきますが、こだわりのポイントはありますか?

林さん(以下H):一番は食材ですね。信頼している農家から定期的にオーガニック野菜を取り寄せています。今日の朝ごはんは、この野菜でポタージュスープを作ります。私は子どもが生まれてから食材にこだわるようになったのですが、主人はもともと食のこだわりが強い人で。添加物等が心配な市販のお弁当はほとんど食べないですし、牛乳もあまり飲まないので、今日作るアーモンドミルクは昨日から楽しみにしているようです(笑)。

─ご主人の食へのこだわりが強いと分かって、食生活は変わりましたか?

H:変わりましたね。主人の主食は酵素玄米なので、わたしも白米は食べなくなりました。酵素玄米は玄米と小豆を一緒に炊飯し、3日ほど保温し続けてから食べるんです。寝かせることで栄養価が高くなるそうで、食感はモチモチ、味もお赤飯のようにおいしいので、朝ごはんは酵素玄米と、梅干しや魚を用意して和食にすることが多いです。酵素玄米炊飯器は、主人が独身時代から使っているものなんですよ。

─健康的な食生活を送っているせいか、林さんも産後とは思えないほど身体が引き締まっていますね。

H:妊娠しているときから今もジムに通っているので、スポーツをしていることは大きいと思います。食については、妊娠中は一時期パンしか食べないときもあったんですが、これでは良くないと、産後はなるべくお米を食べるようになりました。栄養バランスに気を付けると身体の調子がよくなることを実感しましたね。主人との出会いはヨガの先生を介してというだけあって、主人も健康的に過ごすために日々運動するように心がけていますし、最近はよく家の中で子どもと遊びながらエクササイズしていますよ。

─今日のポタージュも健康に良さそうな組み合わせですね。料理のレシピはご自身で考えるんですか?

H:基本的なレシピを調べて、アレンジすることが多いです。例えばポタージュは生クリームや牛乳を使うことが多いと思いますが、うちは牛乳を飲まないので豆腐にしたり。そうしているうちに、自己流になっちゃうんです。子どもの離乳食は、味付けをする前に食べてみて、離乳食になるかな?って考えたりします。今日のポタージュも、大人用は塩やハーブで味付けします。

Let's Use

まずはポタージュ作りから。ひとくち大に切ったじゃがいも、玉ねぎ、豆腐を鍋で茹でたら、熱々のまま[ガラスブレンダー リコ]に入れて撹拌します。あっという間になめらかなポタージュに。

撹拌したら大人用と子供用に分け、大人用にはオリーブオイルと塩・こしょうで味付けし、乾燥ディルを散らせば完成です。

続いてはアーモンドミルク作り。ひと晩浸水させてやわらかくしたアーモンドを洗って[ガラスブレンダー リコ]に入れ、きれいな水を加えます。20秒ほど撹拌すればフレッシュなアーモンドミルクのできあがり。

アーモンドミルクは好みではちみつを加えるとほんのり甘く、おいしくなるそう。「残ったアーモンドの口触りが気になる方は、濾すと飲みやすくなりますよ。わたしたち夫婦はこのザクザクとした食感も好きなので、濾さずにそのままいただきます」

Memo

① じゃがいもと玉ねぎのポタージュ作り方
● 材料(2〜3人分)
じゃがいも…中2個(約200g) /玉ねぎ…小1個(約150g) /豆腐…150g /水…200ml /塩・こしょう、ディル、オリーブオイルなど…適量(大人用の味付けはお好みで)

● 作り方
1 じゃがいも、玉ねぎ、豆腐を適当な大きさに切る
2 1と水を鍋に入れ、フタをしてやわらかくなるまで8分ほど茹でる
3 [ガラスブレンダー リコ]に茹でた2をお湯ごと入れ、なめらかになるまで撹拌する
4 お皿に注ぎ入れ、大人用には塩・こしょう、オリーブオイルで味付けし、ディルを散らしたら完成

② フレッシュアーモンドミルクの作り方
● 材料(2〜3人分)
生アーモンド(無塩)…150g /水…約450ml /はちみつ…適量(お好みで)

● 作り方
1 生アーモンドを12時間ほど浸水させてやわらかくしておく
2 1を洗って水を切り、[ガラスブレンダー リコ]に生アーモンドと水を目盛りの600mlの線まで入れ、20秒ほど撹拌する
3 コップに注ぎ、はちみつ(お好みで)を入れて混ぜる(※残ったアーモンドの口触りが気になる場合は、アーモンドを濾す)

─お子さんもたくさん食べてくれていますね! [ガラスブレンダー リコ]で作る朝ごはんはいかがでしたか?

H:[ガラスブレンダー リコ]はガラスジャーが耐熱なので茹でたものを冷ます必要もなく、忙しい朝でもあっという間にできてすごく助かりますね。ポタージュは食材の味を楽しめてとてもおいしく、息子もいつもよりたくさん食べました(笑)。アーモンドミルクも手作りすると、市販のものとは違ったフレッシュさを楽しめておいしかったです。それに[ガラスブレンダー リコ]は、ガラスジャーと刃の部分が取り外せるので、洗うのも簡単で後片付けがラクなのも気に入りました。

─次に作ってみたいものはありますか?

H:パワーがあるので、野菜のドレッシングも作ってみたいです! 主人はアーモンドミルクが気に入ったみたいで、今度はマンゴーにアーモンドミルクをかけて食べてみたいって言っていました。我が家ではこれからも活躍しそうです。

後編では1台7役のフードプロセッサー[カプセルカッター ボンヌ]で、前編で作ったアーモンドミルクのアイスクリームと、離乳食の作り置きを作っていただきます。

次回もお楽しみに!

会いに行った人

林 聖子(はやし・せいこ)

東京都出身。ファッション誌などの編集者として活躍しながら、2014年に自身のアクセサリーブランド《ST, CAT》を立ち上げ、東京・世田谷にアトリエを構える。2017年には単なるアクセサリーブランドではなく、バイリンガルなクリエイティブの発信地『atelier ST, CAT』として再スタート。アクセサリー販売とともにさまざまなクリエイターの作品展示などを行っている。

atelier ST, CAT

Photos_Mitsugu Uehara Edit&Text_ Naoe Hanamido(EATer)、Ayumi Kinoshita(POLYVALENT)