料理家 村山 由紀子さん
“ごちそう疲れ” に優しい蒸し料理 <全3回>
素材のおいしさを引き出すシンプルレシピが評判の村山由紀子さんによる連載。1 月のテーマは「蒸し料理」。お正月に新年会と満腹な日々が続いて、ちょっぴりごちそう疲れ…。そんな時は、見た目も味も優しくヘルシーで、体も温まる蒸し料理はいかが? 蒸し器がなくても[ホームバーベキュー]があれば大丈夫。食材を入れてふたをしめれば、蒸気がしっとりおいしく仕上げてくれます。
ほたてとゆり根のおこわ
もっちもちのおいしいおこわも、[ホームバーベキュー]なら失敗なし。今回はホタテとゆり根を合わせて、冬らしい真っ白なひと品に三つ葉を散らします。うまみのもとはホタテ。蒸している間にだしがご飯にしみて、ぐっとおいしくなります。村山さんの余ったおこわの食べ方も必見。詳しくはPOINTをチェック!
3~4人分
材料
分量
下準備・メモ
- もち米
- 2合
- ほたて貝柱(生)
- 100g
- 手で小さく割く
- ゆり根
- 1個
- みつ葉
- 30g(10本程度)
- 3cm長さに切る
- 笹の葉
- 3~4枚
- 塩
- 少々
作り方
- 材料を準備する。
- もち米は洗い、3時間~ひと晩、水に浸けておく。ざるにあげて水をきる。
- ゆり根はりん片を1枚ずつはがし、水洗いする。茶色くなっている部分があれば包丁で薄く削る。芯は取り除く。
- [ホームバーベキュー]本体に[セラミックスチーム深鍋]をセットする。1ℓ程度の水(分量外)を入れてフタをし、ツマミを[3]にして、蒸気が上がるまで加熱する。
- [蒸しプレート]に笹の葉を敷き、もち米を均一に広げる(笹の葉を敷くことで、もち米が[蒸しプレート]の穴から落ちない)。
- もち米の上にほたて貝柱をのせ、[蒸しプレート]を④にセットする(本体が熱くなっているので注意)。
- フタをし、ツマミを[3]のままで30分ほど蒸す。
- いったんフタを外し、ゆり根を散らす。
- 再びフタをして、5分蒸す。
- 器に取り分け、三つ葉を散らす。好みで塩をふっていただく。
村山由紀子’S POINT
- 一度に食べきらない場合は、おこわを笹の葉ごとくるんだ上からラップをし、冷蔵保存します。食べる時にラップを外し、笹の葉ごと、[蒸しプレート]をセットした[ホームバーベキュー]で蒸し直せば、電子レンジで温め直すよりもやわらかく、おいしくいただけます。