レコルトは、インテリアや洋服と同じように
“選ぶことが楽しくなる”製品づくりを目指しています。
そんな想いに共感して、
レコルトをセレクトしていただいている
素敵なショップをご紹介します。
LOFT
欲しいものが「何かある、きっとある」大型雑貨店
独自の“編集”をもったフロアづくり
1987年、「シブヤ西武ロフト館」の開業を皮切りに、現在全国に100を越える店舗を展開する「ロフト」。第一号店としてオープンし、現在も渋谷の真ん中に店舗を構える「渋谷ロフト」は、7つのフロアにわたって暮らしに関するさまざまな雑貨が揃う旗艦店です。2012年と2016年に大きなリニューアルを経て、ロフトグループ内でも一番の商品取り扱い点数を誇っています。今回は、渋谷ロフトの3階、キッチン用品を中心とした生活雑貨フロア「& home-クック&ダイン」を訪ねました。
「数あるロフトの店舗の中でも、渋谷店には“編集”の視点があることが大きな特徴です」と話してくれたのは、3階フロアの商品担当、数藤寿量(すとうとしかず)さん。他店舗とは違い、渋谷店では商品の並べ方にある工夫をしているといいます。「“キッチン家電”や“グラス”などのカテゴリーごとに並べるのではなく、“カフェ”や“バル”といったテーマごとにコーナーを作り、それに紐付いた商品を並べています。このフロアで取り扱っているアイテムは、8000点ほど。見ているだけでも楽しい、いわば食をテーマにした、エンターテインメントフロアを目指しています」
カレーのコーナー。レトルトなど食品とともに、ステンレス製のカレー皿、ソースポットなどの雑貨も一緒に並ぶ
「茶の間スタイル」を提案しているコーナー。お鍋にまつわるセンスの良いアイテムがズラリ
生活雑貨のバイイングを担当する数藤寿量さん
ゆったりとした買い物時間を体験する
フロアを歩いていると、棚が矩形(くけい)だけではなく、それぞれコーナーごとに変わったかたちをしていることに気づきます。「棚ごとにいろいろな表情があるので“あの什器の後ろは、どんな商品が並んでいるんだろう?”と、興味を持って店内を巡り、ゆったりとしたお買い物を楽しんでもらえるようにしています。また通路は、パリの街並みをモチーフに作りあげています。棚と棚の間の小さな通りと、フロアの軸となる大きな通りがいくつもつながって、自然とフロア全体を回遊できるようにしました」
店内の大きな柱の周りには、書籍を交えた編集コーナーも。1つの柱に1つのテーマを設け、さらに柱の4面ごとにジャンル分け。例えば「お酒」という大きなテーマを設定した柱では、「ビール」「ワイン」「日本酒」「おつまみ」といったジャンルに分かれ、それらにまつわる書籍と雑貨、食品がそれぞれ並んでいます。「選書は、BOOK TRUCKという移動式の本屋さんのオーナー・三田修平さんにお願いしています。1ヶ月に1回更新し、書籍を通じてお客さまの想像力をかき立てるような仕組みにしています」
什器は背が低く作られ、店内を見渡しながら買い物ができる
取材した日の柱には、ギフト特集が。雑貨と関連した書籍がセットで並ぶ
女性の目線に立った商品選び
使い勝手の良い便利グッズ、クラフト感のある工芸品、最新の調理器具や人気の食品など食にまつわる商品が並ぶなかで、目を引くのはカラフルなカラーリングのアイテム。女性が多く訪れるフロアだからこそ、バイイングする商品はカラーやデザインにこだわって選んでいると、数藤さんは話します。
「家の内装やインテリアの主流が自然調の昨今、カラフルな家電や雑貨を取り入れて、お部屋のワンポイントにしたいという方が多いんです。レコルト製品が選ばれるのは、そんな想いに応える豊富なカラーリングと、コンパクトさ。そして、あるとうれしい、ちょっとした機能が備わっていることが大きな理由だと思います。例えば[スライドラックオーブン デリカ]は、取り外し可能のスライドラックのおかげで、グリル料理を取り出すときも安全で便利です。それに、省スペースながらトースト2枚を並べて焼けるのも嬉しい。そういった工夫に、消費者のニーズに応えたものづくりを感じます」
パンコーナーに並ぶレコルトの[スライドラックオーブン デリカ]
店内にはテーブルスタイリングの提案も。色彩鮮やかなレコルトの赤がよく映える組み合わせに
いつ来ても、欲しい何かが見つかるお店に
「食」をテーマに、バラエティ豊かな商品が並ぶフロア。什器のレイアウトや、商品の見せ方などへの細やかな気配りが、楽しい買い物の時間を演出しているようです。なかでも「渋谷ロフト」が一番大切にしているのは、「ロフト」のコンセプトでもある“何かある、きっとある”売り場づくりなのだといいます。
「フロアに6ヶ所ある“エンドコーナー”では、3週間に1回、カフェやお茶の間スタイル、コーヒータイム、和の暮らしといった編集テーマを設定して商品を紹介しています。ただアイテムだけを毎回変えてクローズアップするのでは意味がないので、家電や食品、雑貨や本などを組み合わせることで、お客さまに何かしらの発見をしてもらえるコーナーに仕上げています。何度足を運んでも新しい。そんな渋谷ロフトで、ぜひ宝探しをするようにお買い物を楽しんでください」
3・4階の「&home」フロアは、2016年にリニューアルオープン。テーマは、食のスタイルと暮らしの“リノベーション”