Meet Up! 料理好きに、会いに行く。

料理好きの方に会いに行き、
レコルトのアイテムを使って
料理を作ってもらう「Meet Up!」。

レコルトと出会うことで、
毎日の料理がもっと豊かに、もっと楽しくなる。

そんな暮らしの1シーンをお届けします。

休日の女子ランチ会〜クスクスの仕込み編〜

今回お会いするのは、アートディレクター・グラフィックデザイナーとしてアパレル関係のデザインを手がける中嶋貴公子さん。旦那さまと2人暮らしの中嶋さんは、自他ともに認める料理好きで、中嶋さんの料理をお目当てに遊びに来る友人も多いといいます。今日は休日の昼間にゲストを招いて女子ランチ会を開催。前編では「ホームバーベキュー」でクスクス料理の準備をしながら、ゲストの到着を待ちます。

—ごはんを食べにご友人が訪ねて来ることが多いとお聞きしましたが、今日はどんなメンバーが集まるんですか?

中嶋さん(以下N):今日のメンバーは旦那さんと共通の友人で、みんなアパレル関係の仕事をしている女の子です。普段は夜に人が来ることが多く、2週間に1回は誰かしらごはんを食べに来てくれます。忘年会やお花見会などには部屋がいっぱいになるほど大勢来るので、1人で20品ほど作ったりすることもあります。

—それはすごいですね! 中嶋さんの本業はグラフィックデザイナーですが、どのようなお仕事をされているんですか?

N:もともとはアパレル会社で洋服のグラフィックやショッパー、DMなどのデザインや企画などをしていて、10年前に独立しました。今は自宅で、洋服のグラフィックデザインを中心に活動しています。

—インスタで見る中嶋さんのお料理は、どれもオリジナリティがあっておいしそうですよね。料理はいつ頃から始めたんですか?

N:本格的な料理は、一人暮らしを始めた18歳からです。初めて作るものはレシピを見ることもありますが、基本おおざっぱなので、外食でおいしいものがあったら「家でやってみよう!」と自宅で再現して、調整して自分の味にしていくことが多いです。それに「今晩はこの料理を作ろう」というよりは、「家にあるこの食材をどう料理していこう」という考え方で、思いつきで料理していくので、できあがったものは何料理ともいえない、オリジナル料理になってしまうんです(笑)。

—材料ありきとは思えない完成度のお料理ばかりですよね。晩ごはんは毎日ご自宅で食べるんですか?

N:出かけたときと焼き鳥を食べたいとき以外は、家で作って夫婦で食べます。さすがに焼き鳥の炭火の味は家で再現できないので(笑)。でも忙しいときは無理をせず、手を抜くこともあります。今日のクスクスも、実はすごく簡単な手抜き料理なんです。スープのベースに湯むきしたトマトを使いますが、時間がないときはトマトジュースで作ることも。クスクスを蒸すのも、お鍋を使わず耐熱容器で簡単に戻してしまいます。いつもはスープをお鍋で作りますが、今日は卓上で作って熱々を食べてもらえるので楽しみです!

Let's Use

本日のクスクス料理は、トマトベースのスープを蒸したクスクスにかけてカレーのようにいただく、中嶋家の定番メニュー。パプリカやズッキーニなどのカラフルな夏野菜をのせて、彩り豊かに仕上げます。

オリーブオイルでにんにくと鶏肉を炒め、湯むきしたミディトマトを入れたら、15分ほど煮込みます。その後ブイヨンとスパイスで味付けをして再び煮込めば、クスクスにかけるスープのできあがり。夏野菜は火を通さなくてもおいしくいただけるものばかりなので、食べる直前に加えて、弱火で蒸し煮のようにします。

Memo
鶏肉と夏野菜のクスクスの作り方

● 材料(5人分)
クスクス…500g /手羽元肉…15本 /ミディトマト…25個 /ズッキーニ(黄・緑)…各1本 /パプリカ(赤)…1個 /オクラ…10本 /にんにく(薄切り)…2かけ /オリーブオイル…適量 /固形ブイヨン…4個(お湯250mlで溶いておく) /スパイス(クミンシード、フェンネルシード、クミンパウダー、乾燥バジル)…適量(お好みで) /塩…適量(お好みで)

● 作り方
1 ミディトマトを湯むきする。ヘタを取り、熱湯に15〜20秒ほどくぐらせたら冷水にさらし、皮がめくれたところからむいていく
2「ホームバーベキュー」にセラミックスチーム深鍋をセットし、ツマミ1(弱火)でオリーブオイルを熱して、にんにくを炒める
3 にんにくの香りが立ってきたら、ツマミを3(強火)にし、手羽元肉を入れて塩をひとつまみふり入れて炒める
4 手羽元肉の表面が色づいてきたら、1の湯むきしたミディトマトを入れ、フタをして15分ほど煮込む
5 フタをとり、ヘラなどでトマトをつぶしたら、固形ブイヨンを溶いたスープを加え、塩・スパイスを適量入れて調味する
6 水分を飛ばしながら、ツマミ2(中火)で20分ほど煮込む
7 6にひとくち大に切ったズッキーニ、パプリカ、縦半分に切ったオクラを入れフタをし、ツマミ1(弱火)で5分ほど蒸し煮にする
8 クスクスを耐熱容器に入れ、ひとつまみの塩とオリーブオイル(大さじ1)を入れて混ぜ、同量よりやや少なめの熱湯(分量外)をかけてフタをして5〜10分ほど蒸らす
9 お皿にクスクスを盛り、7をかければ完成

—おもてなしにぴったりのメニューになりましたね! 「ホームバーベキュー」で作ってみて、いかがだったでしょうか?

N:いつものお鍋だとお肉を炒めるときに重なってしまうのですが、「ホームバーベキュー」は面が広いので、お肉が炒めやすかったです。火力も強くて、直火と同じ感覚で調理できました。バーベキューもしたくなっちゃいますね(笑)。みんなが到着する頃に、弱火で温めておけば熱々を食べられるので、きっと喜んでくれると思います!

後編では引き続き、ランチ会のメニューを作っていただきます。「カプセルカッター キャトル」で作る、夏にぴったりのフローズンドリンクです。ゲストも到着し、みんなで乾杯! どんなランチ会になるのでしょうか。後編はこちら

会いに行った人

中嶋貴公子(なかじま・きくこ)

アートディレクター・グラフィックデザイナー。洋服のグラフィックをはじめ、ファッションカタログのデザインやスタイリングも手がける。料理をポストしているインスタグラム(@kikukonakajima)では、旬の食材をオリジナルレシピで料理した写真が並び、その腕前はプロ級。

Photos_Tomoya Uehara Edit & Text_Ayumi Kinoshita, Naoe Hanamido(EATer)