Fun Way

話題のイベントや食材、季節などをテーマに
「食のプロ」とレコルトがコラボして「おいしい!」をつくり、
楽しむ場所「FUN WAY」。
これならできる!真似してみたい!と思えるような、再現性の高い
料理のアイデアやコツが見つかる場所づくりを目指します。

第6回目のFUN WAYは、インスタグラムで7.8万人ものフォローワーを持ち、料理をセンスよく盛りつけるテクニックを紹介する書籍『盛りつけエブリデイ』の著者、植木俊裕さんが登場。[Press Sand Maker Quilt(プレスサンドメーカー キルト)]で作るパン料理を、フォトジェニックなワンプレートメニューにするコツと一緒にご提案していただきました。

ちょっとのコツで見た目UP!
インスタ映えする“パンプレート”料理


フードフォトグラファー/ライフスタイルショップ「TREE&TRUNK」主宰
植木 俊裕

「キルトで焼いたおいしいパンと盛りテクが合体!」

食パンの耳までカリッとおいしいホットサンドが手軽に作れて、焼き目もかわいい! とレコルトで大人気の[プレスサンドメーカー キルト]に、星柄の焼き目が楽しめる“リミテッドスター”が数量限定で仲間入りしました! 今回のFUN WAYは、そんなかわいい焼き目がつく[プレスサンドメーカー キルト]で焼くパンを、さらにインスタ映えさせる“盛りテク”が知りたい! と、インスタグラムで料理を投稿する人気デリスタグラマーでもある植木さんに、講師を依頼しました。植木さん、「おいしくてフォトジェニックなメニューのご提案、よろしくお願いします!」

「種類の違う、3つのパンプレートを作ります!」

植木さんのご自宅に伺いました。素敵なインスタ投稿が生み出される発信地です! 打ち合わせで『そんなに難しいことはしていないんですよ』と、さらっとお話しされていた植木さんでしたが、どんなふうにあの素敵な料理写真が完成していくのかスタッフは興味津々。植木さんに作っていただくのは、ホットサンド、オープンサンド、ガーリックトーストの3種類をメインにしたワンプレートメニュー。[プレスサンドメーカー キルト]はホットサンドだけでなく、さまざまな種類のパン料理が作れるのです! そうなんです、サンドしないパンもおいしく焼けるのがキルトの特長! そんなキルトの特長を最大限にいかしてくれるという植木さん、まずはバゲットのガーリックトーストを添えるプレートの、おかず作りから準備をしていきます。このプレートのおかずは何ですか?

「小ぶりな煮込みハンバーグをメインに」

ガーリックトーストプレートのメインディッシュは、ピリッと粒マスタードが効いた煮込みハンバーグ。フォトジェニックな仕上がりを目指すには、ハンバーグのサイズにもコツがあるといいます。『ボリューミーに見えるよう、ハンバーグは小ぶりに作ってたくさん盛るのがコツです。大きいのがドーンとひとつのっているよりもかわいいですし、小さいものをたくさんのせると華やかになるんです』。1品目から早くもインスタ映えするコツがありました。ハンバーグを煮込んでいる間にプレートにそえる副菜を作っていきます。

「色どりや切り方、味付けのバランスが絶妙!」

さすが、普段から料理をされているだけあって、動きに無駄がありません。様子を見ていると、あらかじめ作るものを決めていたというより、ある食材を『さてどうしようかな』と言いながら、パッと選んで、切り方や味のバランスを考えている様子。作る料理は決めていらっしゃったんですよね?と聞くと『いや、なんとなくメインだけは決めてましたけど、その他はあるもので作っているだけです。写真を撮るために作るものを決めて、そのための材料を揃える、ということはしたことがないかもしれないですね』と植木さん。『ただ、食材の切り方や色どり、そして味のバランスは単調にならないように気を配ります』。料理の写真はあくまでも“普段”のことだそうですが、手際の良さと洗練されたセンスに圧倒されてしまいます! おかずができたら、いよいよ[プレスサンドメーカー キルト]の出番。バターにすりおろしたにんにくを混ぜてバゲットの表面にぬったら[プレスサンドメーカー キルト]で焼くだけでガーリックトーストができちゃいます。あー、なんていい匂い!!

「パンは最後に、が盛りつけのルール」

食材が揃ったら、植木さんの真骨頂、盛りつけです! 『パンのワンプレートの場合、先におかずを盛りつけて、最後にパンをのせるようにしています。最初にパンをのせるとお皿の中ですべってしまうし、最後にそえるようにおいてあげると、きれいに決まります』。そう話しながら用意したおかずを手際よく盛りつける植木さん、1品ずつ、隙間を埋めるように丁寧においていきます。このメニューに使ったお皿は、深い紫と白色の2色使いのプレート。このお皿を選んだのにも理由があるといいます。『色が濃い方に、ハンバーグやグリル野菜などのちょっとハードなおかずを置いて、白の方にはパンや色の淡いおかずを置くようにします。するとプレートにコントラストが出るんです。

「シズル感、も大事」

写真ではシズル感も大事なので、ハンバーグにソースもたっぷりかけることも忘れずに』と、どんどん出てくる“盛りテク”に、スタッフのメモ書きが追いつきません! 最後に色のバランスでクロスとカトラリーをラフに合わせて、植木流ガーリックトーストのプレートが完成しました。

「オープンサンドは一つひとつを丁寧に」

次に作ってもらうメニューは、オープンサンドのプレート。あれ? “オープン?”と思われた方もいらっしゃると思いますが、キルトで4枚切りの食パンを焼くと、両面キルト模様のトーストが焼けちゃうんです! 中に具をはさむのではなく、焼いたパンの上に具をのせるだけの簡単メニュー。「キルト模様は見えなくなりそうだけど(笑)のせるだけなら、簡単そう!」と思っていたら、このメニューにも植木流盛りテクが随所にちりばめられていることに、驚かされるのです……。まずはこのメニューの主役というズッキーニをフライパンで焼いていきます。『ズッキーニはヘタをとらないことがポイントです。ヘタつきのまま使うと、写真を撮ったときにかわいく映るんです』。

「トースターで焼くのとは違った味わいですね!」

他の具は火を通す必要のないものばかりなので、あとは[プレスサンドメーカー キルト]で4枚切りの食パンをそのまま焼くだけ。『トースターで焼いてもイイんですけど、キルトで焼くとパンの耳がカリっとするのでトースターで焼くのとは違った味わいが楽しめますね』と植木さん。焼きあがったパンの表面にバターをぬって、盛りつけをしていきます。

「まるでキャンバスに絵を描いているみたい!」

フライパンで炒めたズッキーニの他、生ハム、生野菜を使います。まずはベビーリーフとクレソンをのせるのですが、植木さんは葉っぱの形を一枚一枚見極め、丁寧に盛りつけていくのです! 『適当にバサッとおいても、絶対にきれいな見た目にはなりません。バランスを見ながら、まさに絵を描くようにのせていくのがオープンサンドのポイントです』。ベビーリーフの上に生ハムとズッキーニ、その上にさらにベビーリーフとクレソンを重ねます。『オープンサンドはボリュームがあるので、あまり色を使わなくても絵になります。ただ緑だけだと写真映えしないので、最後にこれを差し色に使いましょうか』そう言ってパンの四隅に差し込むように飾ったのは、薄切りのラディッシュ。確かに、重厚感のある黒いお皿と、その上に盛りつけた緑色が多い色彩の中で、ラディッシュの赤がワンポイントになっています。これで1品目とはまた印象の違う、2品目ができあがりました!

「フォトジェニックな星柄を生かすには……」

最後の1品は、星柄の焼き目がつく[リミテッドスター]の出番です。『ホットサンドは何でもはさめて、フォトジェニックにしやすいメニューだと思います。でもこの[リミテッドスター]は、星柄の焼き目でもともと写真映えするので、あえてその柄を生かすために、具材はシンプルにすることにしました。奇抜なものをはさめば注目は集まるかもしれませんが、“おいしいご飯をさらにおいしそうに盛りつける”のが僕のルールなので、珍しいものははさまず、シンプルなホワイトソースをサンドします!』と、まず植木さんが取りかかったのは、ホワイトソース作り。「ホワイトソースは、溢れそうでちょっと心配です…」と戸惑うスタッフに、『ちょっとかために仕上げるから大丈夫ですよ』と植木さん。ホワイトソースに組み合わせるのは炒めたマッシュルーム。おいしそうな組み合わせです! そろそろお腹ペコペコのスタッフもお腹がぐぅぐぅなってきました。

「シンプルな料理の盛りつけは、小物で工夫を」

星柄のホットサンドが焼きあがったら、いざ盛りつけ。ホットサンドは対角線上に三角に切るのではなく、少しずらして台形にカットするという植木さん。断面と焼き目が見えるように重ねて、付け合わせはクレソンだけです。『星柄がよく見える置き方にしました。でも写真に撮ると少しさみしく感じるので、ランチョンマットをニュアンスのあるものにすると、グッとフォトジェニックになるんです。今日はレースつきのものを使います』。脇に添えるのは差し色としてもバランスのいい、トマトとベーコンのスープ。なるほど、絵になりますね!

「お皿は色のあるものを、ランチョンマットはシンプルに」

たくさんの盛りテクを目の当たりにしたスタッフが気になったのは、植木さんが使っている器やランチョンマット。お皿は25~27cmくらいのプレートが多く、色とりどり。『お皿は基本的に白いものは使いません。白は写真に撮ると“食堂”っぽくなる気がするんです。逆にニュアンスのある色つきのものは、料理に手作り感を与えてくれるのでたくさん持っています。料理では出せない色を足せるクロスは、さまざまな色を用意してますが、料理に注目してもらいたいので、柄はシンプルなものを選ぶのがおすすめです』。

「日々のごはんに、ワクワクする喜びを」

[プレスサンドメーカー キルト]で作った3種のプレートは、どれも簡単なメニューばかりなのに、植木さんの盛りつけで見た目は華やか。すぐに真似できる盛りテクを教えてくれた植木さんからは、『キルトはホットサンドだけでなく、アイデア次第でガーリックトーストやフレンチトーストなども作れて、日常使いできるのがいいですね。それにはさむだけで火加減の調節もなく、簡単に作れるのも魅力的でした』とお褒めの言葉をいただきました♪ 『料理は盛りつけひとつで大きく変わります。見た目がいいと食欲が湧くし、家族も喜んでくれます。高級レストランのように豪華な料理でなくても、丁寧に盛りつければ、毎日の食事もSNSに投稿できるようなフォトジェニックな料理になりますよ』と植木さん。日々のごはんの盛りつけもちゃんと意識しよう! とスタッフ全員が決意した取材となりました。見た目もかわいく仕上がる[プレスサンドメーカー キルト]を、みなさんもぜひ使ってみてくださいね!

Bon appétit

Recipe & Tips

Crew's Feeling

“インスタ映え”というワードが流行し、SNSに投稿する写真もレベルが高くなっている昨今、フォトジェニックな料理と、それをきれいにみせる盛りつけ方が知りたい! と、インスタグラムで料理を投稿する“デリスタグラマー”でもある植木さんにオファーさせていただいた今回のFUN WAY。インスタで見る植木さんの料理写真はとても美しく、きっとハイレベルなテクニックが隠されているはず……! と思って取材してみると、「写真を撮るために豪華な料理を作る」のではなく、「普段の料理をおいしくみせるために、丁寧に盛りつける」という、すぐに真似できる植木流の盛りつけ術を知ることができました。とはいえ植木さんほどセンスのいい盛りつけをマスターするには、日頃の積み重ねと修業が必要! これからも植木さんのインスタを見て美しい盛りつけを真似しながら、料理をもっと楽しく、ワクワクする食卓にしていきたいと思った取材陣でした! 料理は女性のものと思われがちですが、その追求心と繊細さはむしろ男性だからこそのものかもしれないと思ったりもしたのでした。

Food Creator's Voice

インスタが流行る前までは、「盛りつけ」といったら高級料理店で出てくるような、繊細なものしかありませんでした。でもSNSが普及し、一般の方も自分の料理を発信できる今、普段の料理をおいしそうに、さらに写真に撮って絵になるように盛りつけたいという方が増えたように思います。僕の料理は野菜が多めで、この多めの野菜をどうやったらきれいにみせられるか? と考えたことが盛りつけを意識したきっかけでした。そんな風に少しだけ盛りつけについて意識すると、ちょっとずつスキルは上がっていくと思います。すぐにフォトジェニックな料理を作りたい! というときには、かわいい焼き目がつく[プレスサンドメーカー キルト]が力を貸してくれますよ。特に[リミテッドスター]は星柄の焼き目がつくので、ポップな写真がすぐに撮れます。素敵な写真が撮れるのはもちろん、日々の食卓をワクワクさせるものに変えてくれるのが、盛りつけの醍醐味です。もっと盛りつけテクニックを学びたい! というときは、ぜひ僕の書籍『盛りつけエブリデイ』を参考にしてみてくださいね。盛りつけでもっとおうちごはんを楽しみましょう!

Profile
植木 俊裕(うえき としひろ)
フードフォトグラファー/ライフスタイルショップ「TREE&TRUNK」主宰

グラフィックデザイナーとして活躍しながら、インテリアショップ「TREE&TRUNK」をオープン。並行してインスタグラム(@utosh)でポストしていたおしゃれな料理とセンスのいいスタイリング写真が話題になり、注目を集める。3万件以上の投稿がある人気タグ「#とりあえず野菜食」の発起人でもあり、現在は盛りつけのワークショップ講師やフードフォトグラファーとして活動している。著書に『とりあえず野菜食BOOK』(学研プラス)、『盛りつけエブリデイ』(KADOKAWA)がある。

TREE&TRUNK  
@utosh 

Photos_Mitsugu Uehara   Direction & Text_Mio Fujimoto(Winner’s)