Fun Way

話題のイベントや食材、季節などをテーマに
「食のプロ」とレコルトがコラボして「おいしい!」をつくり、
楽しむ場所「FUN WAY」。
これならできる!真似してみたい!と思えるような、再現性の高い
料理のアイデアやコツが見つかる場所づくりを目指します。

第5回目のFUN WAYは、ケータリングやイベントなどで料理活動を行い、数々の料理本を上梓しているフードユニット、つむぎやのお二人が講師として登場。[Capsule Cutter Quatre(カプセルカッター キャトル)]で作る、夏の終わりのおもてなしメニューを提案していただました。

バリエーションが楽しい!
夏の終わりのおもてなし料理


2人組フードユニット
つむぎや

「ゲストが楽しめる食卓を目指して」

FUN WAY初となる男性講師は、“食を通して、人と人とを、満ち足りたココロをつむいでいく”をコンセプトに掲げ、料理に関するさまざまな活動を行う“つむぎや”のお二人。料理を中心に会話が広がり、人と人が繋がっていくような食卓を大切にしているフードユニットです。そんなお二人に今回リクエストしたテーマは、夏の終わりにゲストをもてなすスペシャルメニュー。金子さん、マツーラさん、みんなが楽しめるお料理をお願いします!

「夏ってそうめん余りますよね…?」

それは、つむぎやのお二人と今回のメニューについて打ち合わせをしていた時のこと。「夏といえばそうめんですけど、そうめんって、いただきものだったり買いすぎたりでいつも余らせてしまうんですよねー。夏の終わり頃には、飽きてくるし!」と、そうめんへの後ろ向きなスタッフの発言に、『じゃあ、そうめんをもっとおいしく、楽しく食べられることを考えましょうか』と金子さんからご提案が。『ほかにも料理を用意して、ぼくの家でみなさんをおもてなしするっていうのはどうですか?』とマツーラさん。「やったー! 」と一番大きな声をあげたのは、つむぎやのお二人の大ファンというスタッフ。打ち合わせでお会いできるというだけでテンションがあがっていたスタッフの喜びっぷりに「楽しみにしててください!」とつむぎやさん。

ということで、今回のFUN WAYはマツーラさん宅にお伺いし、FUN WAYスタッフがもてなされることに。どんな食卓になるのか、ワクワクです♪

「フードプロセッサーを活用した3品を作ります!」

さて、待ちに待ったおもてなしの日。これまでしばらく涼しい日が続いていたのも束の間、この日は思い出したように暑い“夏”の天気でした。『こんな日こそ、そうめんですね!』と早速準備にとりかかります。今回使うレコルトのアイテムは、[カプセルカッター キャトル]。氷も砕けるパワフルな4枚刃で、料理の下ごしらえはもちろん、さまざまな手作りスイーツも作れるフードプロセッサーです。『パワーもあって、メインディッシュからデザートまで作れる汎用性がいいですよね!』とつむぎやのお二人からお墨付きをいただいたこのアイテムで、そうめんのつけだれ、メインディッシュのつくね、デザートのアイスクリームを作っていきます。

「季節感を取り入れたアイスクリーム♡」

まずは、デザートのアイスクリーム作りから。『レシピはとっても簡単です。全ての材料を[カプセルカッター キャトル]に入れて撹拌し、冷凍庫で凍らせるだけ。朝イチで作ればお昼にはできあがりますよ。おもてなしにはデザートまで用意できると、ゲストの満足度がぐっとあがると思います!』とマツーラさん。材料は夏の終わりに旬を迎えるイチジクに、バナナ、ヨーグルト、甘酒、はちみつだけ。撹拌したものを冷凍庫に入れ、最初は1時間後に、その後は30分ごとに2、3回ほど繰り返しかき混ぜてなめらかに仕上げます。『フルーツは旬のものを使って、季節感を楽しんでもらうのがポイントです』(マツーラさん)

「2つの味が楽しめる、ふわっとつくね」

次にとりかかるのは、メインディッシュのつくね作り。こちらも[カプセルカッター キャトル]で材料を撹拌して混ぜ、油で揚げるだけの簡単レシピです。『長芋を入れてふわっとした食感にしています。さらに素材の味を楽しめるシンプルな塩味と、キノコのあんかけの2つの味を用意して、バリエーションも楽しめる1品です』(金子さん)

「食感を楽しむつけだれ作り」

最後は、そうめんのつけだれ作り。そうめんのつゆといえば、スタンダードなめんつゆに薬味を入れて味を変えるくらいしかバリエーションがなく、飽きてしまうことも。お二人はどんなつけだれを作ってくれるのか!? と、期待いっぱいに見ているなか、マツーラさんが取り出したのはモロヘイヤ。それをサッと茹で、きゅうりとメカブも一緒に[カプセルカッター キャトル]で撹拌。モロヘイヤにメカブ……このつけだれの食感ってもしかして……!

「ネバネバつけだれの完成です!」

『おろし状になったきゅうりの食感もプラスされた、ネバネバの口あたりが楽しいつけだれにしました』と、マツーラさん。お、おいしそう……!ネバネバのつけだれ。この発想はおもしろいですね。 すると金子さんが、『もう1種類、同じく楽しい食感のつけだれを作っていきます』と言って、冷凍庫から取り出したのは、なんと凍らせたトマト! 『切れ目を入れて水にくぐらせると、湯むきのように皮がすっとむけます。それをシャーベット状に撹拌してゴマだれを注げば、シャリシャリ食感と冷たさが残暑にぴったりの、カキ氷のようなつけだれのできあがりです』(金子さん)。今日はネバネバとシャリシャリ、普通のめんつゆの3種のつゆでそうめんをいただけるそう。楽しいアレンジでそうめんもごちそうになりますね!

「トッピングで食卓が楽しくなる工夫を」

料理ができたらテーブルセッティングをして、さっそくいただきます! おもてなしの席では、さまざまな薬味やトッピングを用意するのがおすすめだそう。『トッピングを自分でのせて、テーブルで完成するような料理があると、“この組み合わせおいしいね!”などと会話も盛り上がって、楽しい食卓になるんです』と、マツーラさんが教えてくれました。『今日は定番のみょうがや小ねぎに加え、錦糸卵やこんがり焼いた油揚げ、茹でたオクラと刻んだキムチを混ぜたものなど、彩りや食感、味の組み合わせが楽しい、いろいろなバリエーションを用意しました。簡単なものばかりですが、テーブルも華やかになりますよ』(金子さん)。今回ご用意いただいたトッピングは【細切りチャーシュー・錦糸卵・ピーマンとひじきのナムル・薬味野菜(みょうが、小ねぎ)・焼き油揚げ・ナスときゅうりの塩もみ・たたき梅・キムチとオクラのあえもの・白ごま】の10種類。確かに、たれとの相性を試しながらいただくことで、そうめんの楽しみ方は何倍にもアップします!

「みんなで食卓を囲むと、やっぱり楽しい!」

料理がおいしいのはもちろん、2種類の味のバリエーションがあるつくねや、トッピングの組み合わせが楽しめるそうめん、食後にデザートまであるメニューの幅広さなど、ちょっとしたアイデアが集まったつむぎやさんの食卓は、想像以上に楽しくておいしくて手が止まりません。夏の終わりのそうめんに後ろ向き発言をしていたスタッフも「これならそうめんが余るのもイイですね!いや、もはや余りませんね(笑)」と、ごきげんな様子。つむぎやのお二人からは、『[カプセルカッター キャトル]は幅広い料理が作れてとても便利ですよね。おもてなしメニューを考えるのって、悩むことが多いと思うのですが、[カプセルカッター キャトル]はレシピブックも充実。メニューの参考になりました(マツーラさん)』『アイデア次第で、本当にさまざまな料理が作れますよね。それに見た目のかわいさとは裏腹にとても実用的。おろしやみじん切りなど、普段の食事の下ごしらえも簡単にできるので、今後も愛用していきたいです(金子さん)』と、うれしいお言葉もいただきました! みなさんもつむぎやさんのアイデアを参考にして、ゲストをもてなす楽しい時間を体験してみてくださいね。

Bon appétit

Recipe & Tips

Crew's Feeling

雑誌やInstagramなどで拝見する、つむぎやさんの作る丁寧なお料理と、田舎の原風景のようにどこか懐かしさを感じる食卓が素敵でオファーさせていただいた第5回目のFUN WAY。どんなおもてなし料理が出てくるんだろう? と期待いっぱいで迎えた撮影日、お二人が手際よく作った料理が完成するたびに、スタッフのお腹はぐぅぐぅなり、テンションが上がっていきました。そして実際に食べてみると、全部おいしい! 飽きてしまいがちなそうめんも、トッピングやタレで味や食感が変わり、全く手が止まることなくペロリといただきました。ただおいしいだけじゃなく、ゲストが参加して楽しめる。これがおもてなし料理の理想のカタチだなぁと、感動した1日でした!

Food Creator's Voice

マツーラさん:ぼくたちはただ“おいしい料理”を提供するのではなく、そこから広がる風景というのを大切にしています。それは人が集まることだったり、そこから会話が生まれて、人と人が繋がっていったりすることです。今回のテーマのおもてなし料理も、ゲストが楽しめる食卓になればいいなと思って、メニューを考えました。大事にしたのは、季節感と食感とバリエーションです。味のバリエーションを増やしていくのは手間がかかりますが、[カプセルカッター キャトル]を使うと“刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く”の作業が簡単にできるので、作る人数が多くなるおもてなし料理作りには、ぜひおすすめしたいアイテムだと思いました!
金子さん:今回はぼくたちが全部作りましたが、ゲストに1品持ってきてもらうという方法もおすすめです。例えば今回でいえば「そうめんに合うトッピング」というようにお題を出して、みんなが持ってきたものをシェアすると、「どうやって作るの?」「どこの野菜?」など、会話がもっと弾んで楽しい食卓になります。ぜひ、試してみてくださいね!

Photos_Misa Nakagaki  Direction & Text_Mio Fujimoto(Winner’s)