料理家 村山 由紀子さん

POT DUO fêteのふたりごはん <全5回>

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする料理家・村山由紀子さんによるレシピ連載。四季を楽しむお料理をレコルトアイテムで作っていただきます。8月のテーマは[ポットデュオ フェット]で作るふたりごはん。夏を楽しむメニューをご紹介します。

夏野菜のおでん

夏のおでんというと、つめたく冷やして食べるものが多いですが、あえてアツアツのおでんを提案します![ポットデュオ フェット]を使って、テーブルでアツアツをいただくのがおいしい、すっきりとしたお出汁と夏野菜のおでんです。仕上がりに差をつけるのは、野菜の下ごしらえ。火を通す前のひと手間で、見た目の美しさや口当たりがグッとよくなります。シンプルなお料理だからこそ、丁寧に作ってみてください。

2人分

材料

分量

下準備・メモ

ミディトマト
4個
 
おくら
6本
 
なす
3本
 
とうもろこし
1/2本
 
【A】和風だし(昆布、かつおなどお好みで)
400ml
POINTを参照
【A】みりん
大さじ1
 
【A】薄口しょうゆ
大さじ3〜
 
おぼろ昆布(お好みで)
適量
 
作り方
手順1
材料を準備する。
手順2
ミディトマトを湯むきする。[ポットデュオ フェット]に[セラミックボウル]をセットして水500ml(分量外)を入れ、ツマミを[3]にして沸かす。沸騰したらミディトマトを入れて2〜3秒ほど転がしてサッと茹でる。
手順3
すぐに氷水に移して皮をむく。
手順4
おくらは塩少々(分量外)をまぶして指でしごき、うぶ毛をこすり取る。へたと実の間に包丁を入れてがくをくるりとむき取り、味が染み込みやすいように、縦に1本、種がのぞく程度に削ぐ。
手順5
なすはヘタの部分をそぎ落とす。[ポットデュオ フェット]に[グリルプレート]をセットし、ツマミを[3]にして、なす全体を転がしながら皮が黒くなるまで焼く。焼けたら皮をむき、縦半分に切る。
手順6
とうもろこしは皮をむき、2cm厚さの輪切りにする。
手順7
[ポットデュオ フェット]に再びセラミックボウルをセットして【A】と下準備したミディトマト、おくら、なす、とうもろこしを入れる。ツマミを[3]にして加熱し、沸騰したらツマミを[1]にして3分煮る。
手順8
お好みでおぼろ昆布をトッピングしていただく。

村山 由紀子’S POINT

  • 材料の「和風だし」はお好みのだしをお使いください。このレシピでは、水500mlに昆布4cm角1枚と煮干し10gを入れ、冷蔵庫でひと晩おいた水だしを使いました。
  • おくらは煮込みすぎると歯ごたえがなくなり、色も悪くなってしまうので注意してください。
Profile
村山 由紀子(むらやま ゆきこ)
料理家

素材の持つおいしさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。料理撮影、ケータリング、出張料理、料理ワークショップなど、さまざまな食を生み出す工房「食房ボッカ」を主宰。著書に『ベジヌードル』(主婦と生活社)、『天板1枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)、『女子飲みの友 スパイスおつまみ』(講談社)、『パンのおかず50』(実業之日本社)など。
http://murayamayukiko.com

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