Fun Way

話題のイベントや食材、季節などをテーマに
「食のプロ」とレコルトがコラボして
「おいしい!」をつくり、
楽しむ場所「FUN WAY」。
これならできる!真似してみたい!
と思えるようなアイデアやコツが見つかる
場所づくりを目指します。

[Home BBQ(ホームバーベキュー)]待望の「たこ焼きプレート」がついに5月に登場!今回のテーマはズバリ「たこパ」。[ホームバーベキュー]の付属レシピブックを監修してくださったフードコーディネーター・みなくちなほこさんに「王道たこ焼き+アレンジ」でシメまで楽しむ、本当においしい“たこパ”のつくり方を教わってきました!

ちょっとのコツでプロ級!
絶対おいしい本気のたこ焼きガイド


フードコーディネーター
みなくち なほこ

「自信作!たこ焼きプレートできました」

[ホームバーベキュー]の発売以来、お客さまから「ほしい!」の声が絶えなかった、たこ焼きプレート。予想を上回る数のご要望を受けて製品化を急ぎました!穴の大きさや生地の流し込みやすさ、焼き時間など、細部にわたって納得いくまで試作を重ね、辿り着いた形は「直径4.5cm×15個」。[ホームバーベキュー]のパワフル火力で“かりっとろっ”に焼ける、大玉サイズが自慢のたこ焼きプレートがついに完成しました!レコルトスタッフも待ちわびた[たこ焼きプレート]。早速、みなくちさんに付属レシピのメニュー開発をお願いしつつ、今回のFUN WAYは“たこパ”でしょ!とこちらもちゃっかりお願いしました。「みなくちさん、最初からシメまでずーっとおいしい、飽きない“たこパ”をどうぞよろしくお願いします!」

「たこ焼き愛♡に溢れる女子、集結!」

私たちからのリクエストに『それなら、付属レシピの撮影と同時にたこパもやっちゃおう!』と言ってくれたので、お言葉に甘えてみなくちさんのスタジオ「キッチンボタン」に押しかけることに。たこパに参加するのは、撮影スタッフのほか、自他ともに認めるたこ焼き愛溢れまくりの女子3人。「たこ焼きにはぐびぐびっとビールが飲みたい!」と、大好きだというクラフトビール持参で来てくれました。すごい量です(笑) 

「たこ焼き粉に頼らない」

初めましての挨拶もそこそこに「早速はじめましょう!」とみなくちさんのたこ焼きガイドが始まりました。この日用意されていた材料はたこ焼き粉ではなく、薄力粉。『もちろん、市販のたこやき粉もいいんだけど、基本の作り方を覚えておけば、食べたいときにすぐ作れるからイイよね!』まずは基本のキ、王道のたこ焼きからスタートです。

「おいしいたこ焼きの“原理”」

『おいしいたこ焼きには“原理”があるんです!見て見て!』と、いつものアイデアノートを広げたみなくちさん。そこには生地の分量や、その材料を入れる意味まで細かくメモされていました。材料を混ぜる順番も守って作ってみてほしい、とのこと。その理由を聞くと、たこ焼き生地にダマと粘りはNGなのだそう。『だから、卵は別のボウルで溶きほぐすこと。そしてお水は、よく冷やした冷水を使います。天ぷらがカラッと揚がるのと同じ原理なの。たこ焼きもカリッと焼けた方がおいしいでしょ?粉くささを取るために牛乳を入れるのもポイント。粉は最後に加えてね。泡立てず、ボウルの縁でスリスリするように混ぜるといいですよ』みなくちさんの説明を聞きながら、みんな少し緊張の面持ちで生地を作ります。全部一気に混ぜるだけかと思っていたら、奥が深いんですね!『です、です、笑』焼く前から盛り上がってきましたね♪

「予熱の間に油引きも手作り!」

主役のたこは、大玉サイズのプレートに合わせて大きくカット。青ねぎ、紅しょうがも刻んだらテーブルに[ホームバーベキュー]をセットして準備完了。『たこ焼きプレートを予熱する間に油引きも手作りしましょう。油を引くブラシもあるけど、ギトギトするからお手入れが大変だし衛生的にも心配じゃない?』と簡単にできる油引きの作り方も教えてくれました。てるてる坊主をつくる要領でたこ焼きの穴より少し小さめにキッチンペーパーを丸めたら、割り箸を挿して輪ゴムでとめるだけ。確かに、これなら使いやすい大きさにできるし、そのまま捨てられるから片付けもラクですね!

「さあ、焼きましょう!」

『このプレートは余白とフチがいい!生地をたっぷり流し込めて、しかも生地がプレートの外に溢れる心配もないから、まんまるのたこ焼きが作れるんだよね』とみなくちさんからうれしい太鼓判をいただき、たこ焼きプレートが十分に温まったところで生地を流し込みます。生地をある程度流し入れたらすぐに具(タコ)を投入するそう。『具の大きさによって穴から溢れる生地の量が違うから、まんまるのたこ焼きにするためには様子を見ながら生地の量を調整するといい』そうです。天かすや他の材料を入れるタイミングは人それぞれですが、天かすには“外はカリッと中はとろっ”とした食感を生み出す役割も。『サクサクした食感を残したければ最後に入れるといいですよ』と教えてくれました。

「返しは90度止め!奥深い“焼き”の世界」

『はい、1人1本が基本ね!』と配られたたこ焼きピックで、プレートの筋をガイドに生地を切り離したら、穴の外にはみ出た生地を集めます。そろそろいいかなーと、みんながいつもやっているように“くるんっ”とひっくり返そうとしたとき『ちょっと待ったぁー!』と止められ全員フリーズ!(笑)『ここ大事なんです。一気にひっくり返さないで90度で止めると、下に薄く生地が流れて“ガワ”ができて中に空洞ができるの。こうすると中が蒸し焼き状態になっておいしくなるのよ』とみなくちさん。なるほど〜!そんな技があるんですね。もし生地が下に流れない場合は、生地を少し足してもいいそう。

「たこパって、やっぱり楽しい!」

「それ、もう焼けてるんじゃない?」「見て!超きれいなまんまるに焼けた!」コツを教わりながらのたこ焼き作りにみんな熱中。「この列は私が焼くー!」とプレート上にそれぞれの“陣地”ができるのも、たこ焼きあるある。「みんなで張り合うこの感じがいいよね(笑)!」と、ワイワイたこパを楽しみます。

「おいしーい!」

焼きたてのたこ焼きにソースと青のり、かつお節をふって…アツッ!うまっ!おいしーい!みんないい顔してます!

「身近な食材で楽しむアレンジ3種」

アッツアツの王道たこ焼きをほおばったら次はアレンジレシピ。『王道たこ焼きには紅しょうがを入れる人が多いと思いますが、味をまとめる良いアクセントになってますよね。アレンジレシピを楽しむときは、その紅しょうがの代わりに何をアクセントにするかを考えてみるといいですよ』と、今回みなくちさんが用意してくれたアレンジメニューの材料は、チーズやバジルやパプリカ、焼き鳥缶に明太子と身近な食材たち。『具の組み合わせが決まったら、それぞれのソースも変えてみるともっと楽しいですよ。例えばチーズ&バジルにはピリ辛のピザソースがよく合うし、明太子&九条ねぎにはさっぱりポン酢、焼き鳥には照り焼きソースを混ぜたマヨネーズと七味唐辛子ががおすすめ。当たり前の組み合わせのようだけど、“たこ焼き”となるとなんだか新鮮なのよ(笑)不思議よね』おすすめの組み合わせでいただくと、、、

確かに!!飽きないどころか、食べる手が止まらないおいしさです。他にもいろんなアレンジを試してみたくなりますね!と言うと、『たとえばお酒との相性で考えてみるのも楽しいですよ』とアイデアは尽きません。でも今日用意していただいた具材もそろそろおしまいですね。これでお開きかと思いきや?

「シメにふさわしい黄金の明石焼き」

『具がなくても楽しめる明石焼きは、シメにぴったり!』と、だし汁が登場。冷えただし汁に焼きたてをひたしていただくのが、伝統の明石焼きだそうです。『フワッフワの出汁巻き卵みたいな黄金の明石焼きは、ぜひ作ってもらいたい私の自信作!ビールもいいけど、私のおすすめはこっち♡』と、みなくちさんがペアリングしてくれたのは、冷えたシャンパン!すてき〜♪ シャンパンで乾杯しながら明石焼きを作るみんなの手つきは、最初よりずっと上手!『なんたってたこ焼きは、ほかのどの料理にもない“みんなで作る”プロセスが楽しいんですよね!今日のレシピを参考にしながら、もっともっと自由にたこパを楽しんでくださいねー!』といったところで、今日のたこパはお開きとなりました。「みなくちさん、次のたこパも楽しみにしていますね♡」

※Home BBQの[たこ焼きプレート]をお買い求めいただけるのは5月中旬頃を予定しています。もうしばらくお待ちくださいね。お待たせする代わりに、たこ焼きプレートが100名様に当たるキャンペーンを開催することになりました!是非ご応募ください!レコルト『たこ焼きプレート100名様プレゼントキャンペーン』の詳細はこちら

Bon appétit

Recipe & Tips

Crew's Feeling

待望の「たこ焼きプレート」登場回ということで、絶対おいしいたこ焼きでたこパしよう!と、スタッフも期待いっぱいで迎えた第2回目のFUN WAY。基本の生地作りもアレンジも、コツやアイデアが止めどなく溢れ出るみなくちさんの「たこ焼きパッション」は熱かった…!この日は付属のレシピ撮影も兼ねていたので、1日中、たこ焼きを焼いては食べ、食べては焼き、何回焼いたか分からなくなるほどでしたが、スタッフが終盤に言った「私、まだまだいける。全然飽きない」という一言が、みなくち’sたこパの魅力を物語っていました。初対面同士の方もいたのに、たこ焼きはみんなをひとつにしました(笑)たこパはやっぱり最高!です。

Food Creator's Voice

[ホームバーベキュー]でつくるたこパの醍醐味は「自由」だということ。基本のたこ焼きを作ってみたら、せっかくなのでいろいろ遊んでほしいです。具もタレも好き勝手に、いろいろ実験してみた方が絶対楽しい!たとえば、お酒との相性でアレンジを考えてみるんです。今回の焼き鳥缶レシピなら焼酎が合いそう。もしワインを飲みたいなら、ブルーチーズやカマンベールを中に入れて、焼きあがったらパルメザンチーズをたっぷり削ってかける、とか。どんどんレシピが浮かびます。でもそれは、次のたこパのお楽しみ!
たこ焼きは、みんなでプレートを囲んで、みんなで作るのが楽しい、まさにコミュニケーションツール。鍋奉行さながらに作り方を伝授する人がいたり(私みたいな!)、せっかちにくるくる丸める人がいたり、おしゃべりに夢中になって焦がしちゃったり。それでもみんなでつついて作ったたこ焼きは、少しくらい失敗してもなんだか微笑ましくて、それはそれでご愛嬌!みんなで作るからおいしいんだなーって、つくづく思いました。

Photos_sono(bean)  Direction & Text_Mio Fujimoto(Winner’s)